意見が分かれた時に解決策を考えるとかえって解決から遠ざかってしまう
【day1627】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
岸田首相が、安倍元首相の葬儀を「国葬」で行うと発表しました。
大きな功績を残された方ではありますが、「国葬」に驚きも感じました。
そこで、そもそも「国葬」とは?を調べてみました。
国葬とは、国家に功労のあった人の死に際し、国家の儀式として国費をもって行われる葬儀のことで、法律の規定はないみたいですね。
直近で国葬となったのは、昭和天皇。その前が、吉田茂元首相でした。
国葬の是非をめぐっては、賛否両論がでています。
まぁ、賛否両論あって然るべき事案ですよね。
なぜか賛否両論が起こるかと言いますと、ズバリ、○○が共有されていないからですね。
「○○を共有しよう!」というのが、本日のお話です。
よくある経営者のお困りごとにも
と経営陣の意見が分かれ一致団結していないというのがあります。
こんな時、「どうしたら?」とイキナリ解決手段を考えても上手くいきません。
このような状況で、解決策のアイディア出しをしても、出てくるのは、大抵、場当たり的な対処療法ばかりです。
1つ1つ取り組んでも、結局は、終わりのない、もぐらたたきのような状態が続くことになってしまいます。
また、「どうしてこんなことになったんだろうか?」と原因を考えても、上手くいきません。
各関係者の欠点や過去の失敗を挙げ連ねても、ますます泥沼にハマるばかりです。
では、どうしたらいいでしょうか?
「どうなったらいい?」と理想の状態を考えるところから、始めたいんです。
例えば、旅行に行く時は、まずは、「どこに行こう?」と行き先や、「どんな過ごし方したいかな?」と過ごし方から、考えると思うんです。
「どこに行こう?」は、例えば、「ディズニーランドに行きたい」「ハワイに行きたい」「箱根に行きたい」など。
「どんな過ごし方したい?」は、「のんびりリラックスしたいから、温泉に入りたい」「子供といろんなアクティビティを楽しみたいから、遊園地で遊びたい」など。
「どこに行きたい?」や「どんな風に過ごしたい?」が明確ではないまま、いきなり、「どうやっていこう?」「車?飛行機?電車?歩き?」と交通手段から考える人は、あんまりいないですよね。
ドライブに行こうにも、目的地が分からなければ、カーナビでセットできませんからね。
ところが、組織づくりにおいては、理想の状態を共有しないまま、アレコレと議論をしていることが、とても多いです。
そうならないためにも、お互いに理想の状態を共有することから始めたいですね。
それでも、なかなかまとまらない時は、理想の状態を望む背景や、その中でも一番大事にしたいことを確認し合っていくと、一致点が見つかっていくものです。
これをしっかりやった私のクライアントさんたちからは、
といったご報告をいただいています。
「イキナリ解決策を考えるのではなく、理想の状態の共有から始める」、ぜひ、試してみてくださいね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日のチャレンジ課題経営陣で理想を共有し合いましょう