「社長の言うことが変わり過ぎてついていけません」と社員に言われたら
【day1608】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今週は、厳しい猛暑が続く予報ですね(>_<)
安全第一で、体調に気をつけていきましょう。
さて、昨日は、「なぜ、猛暑でもマスクを外せないのか?」というネタから、ゆでガエルにならないよう、チャレンジしましょうというお話をしました。
本日は、それでは、「どんどんチャレンジすると、どうなるか?」というお話です。
先日、お伺いしたクライアントさまに、こんな相談を受けました。
入社間もない中途の社員さんから、「社長の言うことがコロコロ変わって、ついていけないです。」と言われてしまったそうです。
そこで、「自分の進め方がよくなかったでしょうか?」という相談でした。
こちらの会社は、今、伸び盛りです。
コロナ禍でも、新しい事業の計画を進めてきました。
社内のさまざまな改善を繰り返しながら、進めています。
当該社員さんは、真面目で一生懸命なのですが、前職が公務員。
年度の計画を立てたら、その後、変更があるようなことはなく、淡々と進めていくお仕事だったようです。
それは、伸び盛りの中小企業な上に、コロナ禍でドンドン変更が生じなら、戸惑ってしまいますかね。笑
私も、昔、大手金融からITベンチャーに転職したばかりの頃は、仕事の進め方が違って、とても戸惑いました。
大手金融の時は、与えられた仕事を、決められた範囲の中で行い、結果をだすことを求められました。
余計なことをすると、注意されました。
規制がとても多いんです。苦笑
しかし、ITベンチャーは、ちょうど伸び盛りでしたので、既存のやり方を踏襲して進めていたら、すぐに仕事が回らなくなってしまう。
むしろ、ドンドン新しいやり方を生み出していかねば、という状況でした。
決められたことを決められたとおりに仕事をやるのも、新しいことをどんどん生み出していくのも、どちらかが正しくて、どちらかが間違っているわけではありません。
それは、世の中の状況や、業界、企業の成長ステージによって、最適なものが何かは変わってくるでしょう。
クライアントさんも、ステージは成長局面です。
しかも、コロナ禍により世の中の状況もイロイロと変わりましたから、なおさら、ドンドン打ち手を打っていった方が上手くいきます。
そこで、社長には、「そもそも今の御社の前提を共有しておいた方がいいですね。また、『アレ、社長が言ってること昨日と違うんだけど?』と不安に思うことがあったら、それをすぐに質問してもらうように伝えるのもいいですね。」と伝えました。
社員にツタワルように伝えるのは社長の仕事ですが、社長が社員の理解度を全部推し量らねばと思ったら、大変なことになってしまいます。
コミュニケーションの問題は、どちらかだけの責任ではなく、両者の責任です。
社員さんも、受け身ではなく、自分が生産性高く働くために、上司に働きかける責任があります。
上手く協力しあって、気持ちよく仕事が進められるようにしていきたいですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ社員さんの積極的なコミュニケーションを引き出すため、どんなことをやってみましょうか?