進みたいのに進めない時期の過ごし方
【day1537】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
ネットを見ていたら、オートレーサー森且行さんのニュース記事が目につきました。
森さんは、2021年1月にレース中の事故で大ケガを負い、ずっと入院生活。
まだ、麻痺が残っていて、神経が繋がるには2年くらいかかる。
「今は焦らず、来年初めごろまでは様子を見ながらリハビリに励みたい。」
と前向きに話していたそうです。
やりたいことができない、思うように進めない時期が2年。
辛いですよね。
それでも、前向きな気持ちで、やれることに粛々と取り組んでいるって素晴らしいです。
進みたいのに進めないって、焦ります。
でも、焦って早く復帰しようと無茶をすると空回りしたり、逆に、回復が遅くなったりしますからね。
本日は、人生には3つの時期があって、それぞれ必要な時期なんですというお話です。
自分が、今、どんな時期にあるのか把握し、それぞれの時期に適切な過ごし方で、進んでいただけたらと思います。
3つの時期とは、「歩く時期」「走る時期」「止まる時期」です。
まず、歩く時期というのは、好奇心を持って進む時期です。
例えば、「どんな新規事業をしようか」「どんな風に発展・拡大していこうか」など、アンテナを立てて、探している時期です。
いろんな本を読んだり、さまざまなジャンルの方とお会いしたり、いろいろと手を出して試している時期です。
歩く時期を過ごしていると、「これだ!」というものが、見つかってきます。
自らの直感で決まる場合もあれば、周りから期待されてという場合も、あるでしょう。
この時期が、走る時期です。
この時期は、「これだ!」と思うものに集中して、駆け抜けていく時期です。
商品がどんどん売れたり、事業がガンガン拡大していったり、充実感や達成感を感じやすい時期です。
しかし、ある時期にくると、今度は、止まる時期が来ます。
今までは猪突猛進で走っていたけど、思い通りに売れなくなったとか、うまく行かなくなったと感じる時期です。
この時期は、立ち止まって、過去や自分を、振り返る時期です。
進みたいかもしれませんが、ちょっと立ち止まる必要があります。
この時期に、無理に、歩きだそうとしたり、走ろうすると、上手くいきませんし、かえって、止まる時期が長引いてしまいます。
この時期は、やってきたことに対しての意味づけを、もう一度洗い出してみる。
「何を大事にしていたか?」「やったことで、何が得られたか?」などなど。
そして、ある程度、軸が定まってきたら、それに合うものはないだろうかと、また歩く時期に進む。
歩く、走る、止まるのサイクルを、ずっと繰り返しているわけです。
この3つの時期は、1つの短期プロジェクトにも、会社の中長期的な視点にも、当てはめられます。
上手く波を乗りこなす感覚で、全ての時期を進んでいきたいですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ今は、どの時期でしょうか?そして、何をしたら、良さそうでしょうか?
追伸:本日のYouTubeはこちらから!