部下指導が楽しくなる1つの秘訣とは?
【day1529】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、クライアントさまの会社で、新任の管理職向けに研修を行いました。
テーマは、部下指導です。
管理職になる前後で大きく変わる仕事は、部下指導。
プレイヤーとしてどれだけ素晴らしい成果を上げていたたとしても、管理職になり部下指導で四苦八苦される方は多いです。
プレイヤーとしてどれだけ経験を積んでいても、管理職としては新米さんですからね。
本業の業務が「楽しい!」という方は多くても、部下指導も「楽しみ!やりたい!」という人ばかりではありません。
部下指導に対して、戸惑いがあって、当然です。
管理職研修では、参加者の方にとっては、今までやったことのないコミュニケーション(部下への関わり方)を学ぶことになります。
参加者からは、
「このやり方なら、部下を無理やりやらせるのではなく、気持ちよく動いてもらえそうです!早くやってみたいです!」
「とても楽しかったです。管理職になって部下指導については憂鬱な気持ちもあったけれど、考え方を学んだことで、楽しくできそうです」
といった感想をいただきます。
一方で、中には、
「研修の中で練習をしてみて、今は上手くいきそうな気がするけど、実際に、部下にやってみたら、上手くいくかどうか不安です。」
という方もいらっしゃいます。
私のクライアントさんには、医療や建設業界など、ちょっとでも間違ったら、人の命にかかわるようなお仕事をされていらっしゃる方も、多いです。
ですので、「正確にやらなくちゃ」「間違ってはダメ」という考え方が強い方も、多いんですね。
そこで、私が、よくさせていただくのが、赤ちゃんの話です。
一度も転ばずに、歩けるようになる赤ちゃんはいません。
何度も転んで、どういうバランスだったら転ばずに立てるか、どういう風に足を運んだら、転ばずに上手く歩けるか。
それらを経験の中から学んで、歩けるようになっていきます。
大けがをするような転び方は避けたいですが、小さくたくさん転んだらいいんです。
部下指導も、同じです。
一発、1回の関わりで、決めなくてもいいんです。
何度でも、良さそうだと思う方法を試してみたら、いいんです。
今日やった一手がイマイチだったら、明日、違う一手をやってみたらいいんです。
何度でも、やり直せばいいんです。
私は、よく、「実験」という言葉を使います。
「実験だと思って、いろいろ試してみてください」って。
もちろん、「この関わり方をしたら、相手はどんな反応をするかな」って、事前のシミュレーションはしてほしいんですけど、実際に、相手がどんな反応をするかはやってみないと、分かりません。
「研修でお伝えすることは、今までやったことのない新しいコミュニケーションです。
ですので、実験だと思って、イロイロ試してみてください。」って。
すると、多くの方が、チャレンジしてくださいます。
有名な話ですのでご存知の方も多いと思いますが、エジソンは電球を発明するまで1万回の失敗をしたそうです。
しかし、そのことを、エジソンは失敗とは言いませんでした。
「私は失敗したことがない。
ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」
本業ではそれがやれるのに、コミュニケーション(部下への関わり方)においては、臆病になってしまう方、今までのやり方にこだわってしまう方も、
多いですが、1万通りやる前に上手くいきます。
「実験」と思えば、気が軽くなりますよね。
ドンドン「実験」して、部下とコミュニケーションをたくさんとって、共に成長する楽しさを味わってほしいです。
そのうちに、素晴らしい管理職になってますからね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ本日は、どんなコミュニケーション実験をしてみましょうか?