金メダリストに学ぶ社員にイライラした時の対処法4ステップ
【day1475】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
スノーボード・ハーフパイプ、平野歩夢選手、悲願の金メダル!
やりました!
圧倒的な滑りでした。
ハーフパイプは3回滑ってベストスコアを競います。
平野選手は2回目で、オリンピック史上誰も成功したことのない超大技を成功させたのに、思いの外、点数が低い。
会場からはブーイング。各メディアも「低すぎる。あり得ない」の声。
この時点で、2位。
その後、3回目で、トップのスコアを叩き出し、逆転。金メダルへ。
平野選手は、その後のインタビューで、
「2本目の点数は納得いかなかったが、そういう怒りが自分の気持ちのなかでできたというか、良かったです。思い切って最後出し切るために、集中した」
と答えています。
怒りが湧いてきても、当たり散らしちゃダメですね。
悔しくても、くさっちゃダメですね。
できる人って、すべての出来事を受けとめる。
そして、起こった出来事から感じた気持ちを、すべて前向きに進むエネルギーに変えられる。
多くの人は、ネガティブな感情を感じた時、そのまま周りに出してしまいます。
当たり散らしたり、むくれたり、くさったり。
次に多いのは、感じた悔しさや怒りを感じなかったことにしようとしてしまいます。
「ネガティブはダメ。前向きにならなくちゃ」って。
しかし、この方法ですと、臭い物に蓋をするように、心の中にゴミが溜まっている状態になります。
自分の中に葛藤を抱える状態になり、気持ちはモヤモヤして、いいパフォーマンスは出せません。
そして、周りも、あなたの中にある怒りや葛藤をじわじわ感じるため、状況は好転しにくいです。
では、ネガティブな感情を感じた時は、どうしたらいいのでしょうか?
例えば、「社員が思うとおりに動かなくて、イライラする」「社員が当たり前を全然分かってない。あり得ない!とイライラする」とかでしょうか。
どうしたら、ネガティブな気持ちを前に進むエネルギーに変えて、いいパフォーマンスを発揮することができるのでしょうか?
そして、望む結果を手に入れることができるのでしょうか?
ネガティブな気持ちを前に進むエネルギーに変える4ステップです。
1.まず、起こった出来事を、ただ受けとめます。
そっか、そうなのかって。
2.次に、ネガティブな気持ちをしっかり感じ、出し切ります。
「何が本当にイヤだったのか?」
「悔しい、残念だ、情けない、なんで上手くいかないんだろう?」
3.そして、その裏返しに、理想の状態を考えます。
「本当は、どうなったらいいのか?」
「もっとどんな自分になりたいのか?」
4.最後に、フカン視点で、行動を考えます。
「じゃあ、どうする?何から始める?」
平野選手も、このステップを踏んだことで、怒りにとらわれたパフォーマンスではなく、アツイ情熱と冷静な視点を持ちながら、いいパフォーマンスができたのではないでしょうか。
あなたも怒りに振り回されそうになった時、あり得ないとガックリきた時など、やってみてください。
効果テキメンです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
追伸1:平野選手の金メダルが決まった後、レジェンド、ショーン・ホワイトが駆け寄ってきて、ハグしてたシーンにジーンとしてしまいました。
平野選手にとっては、ずっと追いかけてきたレジェンドを追い越した瞬間。
ホワイト選手にとっては、自分を超えるものがでてきた瞬間。
お互いチャレンジし続けて、認めあう2人の姿がカッコイイです。
追伸2:昨日のブログの続き「待つ」と「放置」の違いについては、明日書きますね!