なぜ他社にない発想力でコスト削減できるのか?@サイゼリヤ
【day1471】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
梅の花が、今まさに咲こうとしているところを、発見!
毎日寒い日が続きますし、コロナ禍もあって、縮こまりそうになりますが、
春の足音が近づいていますし、気持ち温かく進みたいですね。
さて、我が家の前には、イタリアンファミレス・サイゼリヤがあります。
たまに、ノマドワークしたくなった時など、利用しています。
そんなサイゼリヤは、とにかく安い!
ランチなんて、サラダやスープがついて、500円。
ここのところ、商品の値上げのニュースを目にしますが、そんな中でこのお安い価格で提供できるのは、やはり、企業努力の結果なんでしょうね。
コスト削減力が、ハンパない。
コロナ禍になり、人件費の削減のため、客席にタブレット端末が置いてあるお店が増えました。
ところが、サイゼリヤでは、原始的な注文方法で、紙に注文を書くんです。
お客様が手書きです。
紙ならタブレットと違って、初期投資や維持費が不要ですからね。
ちなみに、昨年、「アメリカとロシアの宇宙開発」ジョークをもじった、次のTwitter投稿を見て、大笑いしました。
ファミレス各社は人間が注文を受けると手間がかかることを発見した。
SEたちはこの問題に立ち向かうべく10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、キーボードがなくても幼児でも老人でも注文が受けられるタブレットを開発した!!
一方サイゼリアは注文用紙を使った。
引用元)「東証一部社長」さん
ちなみに、元ネタはこちらです。
アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。
これではボールペンを持って行っても役に立たない。
NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!
一方ロシアは鉛筆を使った。
さて、サイゼリヤのコスト削減力に戻ります。
ネットニュースにこんな記事もありました。
サイゼリヤの店内掃除は、掃除機を使わず、モップを使います。
掃除機を使うと時間がかかるからです。
さらに、店内をなるべく早く一周するため、モップで店内を一筆書きできるようにするルートを突き止めて、マニュアル化しているそうです。
このような節約の積み重ねで、開店前の1時間の準備がわずか30分でできるように。
サイゼリヤは現在全国に約1500店舗。時給を1000円とすれば、この掃除機を使わない方法で、
500(円・時給1000円の30分の給料)×1500(店舗)×365日=2億7375万円
スゴイですよねー!
御社にも、まだまだコスト削減できる部分、あるかもしれませんね。
そして、サイゼリヤがこんなナイスな発想をドンドン実現できるのも、経営理念「日々の価値ある食事と提案」があるからじゃないでしょうか。
「自分の利益のため」だけでなく、「誰かのため」の重なる部分(共有ゾーン)で動けると、豊かなアイディアが出やすく、エネルギーも尽きずに動けます。
御社の理念は、何でしょうか?
また、社員さんお一人お一人のビジョンや価値観は、明確になってますでしょうか?
会社の理念と社員さんのビジョン・価値観の共有ゾーンで、お仕事ができ、もっともっとと業務改善していけると、いいですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!