部下に上手く指示を出せないのはコミュニケーションの問題ではなかった!
【day1442】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨年から、ある顧問先さまのサポートがスタートしました。
サポートのメニューには、ある若手ホープの課長育成が入っています。
課長育成では、どんなことをするのか?
課長の上司である部長からは、
とお願いされていました。
課長に、現在困っていることを聞いたところ、やはり、「部下指導の方法」や「メンタル管理」が挙がりました。
ところが、課長と対話を重ねていくと、「部下指導の方法」も「メンタル管理」も、彼が成果を上げられない根本原因ではありませんでした。
課長の現状を、対話をしながら、掘り下げていきました。
すると、売上を上げるために、やりたいことや、やらなくちゃと思っていたこととかがたくさんあって、動けなくなっていたんです。
何から始めたらいいのかといった焦り。
なかなか進められない自分に対する苛立ち。
自分にできるんだろうかといった不安。
などで、何をどう進めていったらいいのか、整理できなくなっていたんですね。
そこで、タスク整理をすることにしました。
タスク管理のいろんなヒントをお伝えしたり、質問したりしながら、何をどの順番でやるのがいいか、どれが優先順位が高いのか、ドンドン整理をし、スケジュールを組み立てていきました。
1ヶ月後、なんと、堂々と積極的に部下に指示を出している課長さんがいました。
とおっしゃっていました。
部長からも、
とフィードバックをいただきました。
コミュニケーションの問題やメンタルの問題と思っていたことが、タスク管理ができるようになることで、解決したんですね。
もし、コミュニケーションやメンタルのトレーニングをしてたら、問題解決に遠回りになったでしょう。
真の課題は何かを見極めて、解決していくことが大事ですね。
そして、真の課題は1人1人の頭と心の中にあるので、真の課題を早く発見するためには、対話による掘り下げが欠かせません。
動けない社員がいたら、まだ真の課題にたどりつけていないのかもしれませんね。
ぜひ、対話で深堀りしてあげてみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!