社員育成にかかる時間と成果をグラフで表してみました
【day1311】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。
コロナ禍に突入して、1年半。
ここにきて感染拡大を見せていて、「いつまで続くのか?」という気持ちにもなります。
とは言え、過去のパンデミックの事例を見てみると、大体2年で収束しているようです。
年始くらいには収束して、来年は景気回復に向けて、動いていくでしょうか。
ということは、今年いっぱいくらいが、内部体制の強化や社員育成にじっくり取り組める最後のチャンス!です。
社員育成は、今日明日で成果がでるというものではありません。
社員さんに「もっと早く育ってくれよー」と思ってしまうこと、ありますよね?
人材育成や組織づくりは、たくさんの感動に出会える、素晴らしい仕事です。
しかし、自分のことは思いどおりにコントロールできても、他人のことは思いどおりにコントロールできないものです。
1をやったら、1が返ってくるというものではありません。
「やってもやっても、返ってこない。いつになったら、社員は分かってくれるんだろう?変わってくれるんだろう?」とイライラしたり、徒労感に襲われることも、一度や二度ではないかもしれません。
ちなみに、社員の成長にどのくらい時間がかかるかは、マネジメントのスタイルによって変わってきます。
2種類のマネジメントスタイルで、どのように違うかを、グラフに表してみました。
2種類のマネジメントスタイルとは、指示型と対話型です。
指示型は、「何をすればいいのか?」「どうすればいいのか?」目標とやり方を示すスタイルです。
対話型は、「どうなったらいいのか?」「どうやったらいいのか?」問いかけて、どう考えたら上手くいくやり方が見つかるかを示すスタイルです。
指導にかかる時間は、こんな感じ。
最初は、指示型の方が、時間がかかりません。
しかし、イレギュラーなことやトラブルがあった時、1つ1つ指示をしなくてはなりませんので、時間が増えます。
一方、対話型は、とても時間がかかりますが、徐々に、自分で考えられるようになってきますので、減っていきます。
そして、気になる成果の出方は、こんな感じ。
指示型は、できる社員でも、できない社員でも一定の成果を出します。
しかし、言われたとおりにやるだけですので、下振れもしないかわりに、上振れもしません。
一方、対話型は、できる社員はドンドン成長します。
できない社員は、成果を感じるまで時間がかかるかもしれませんが、考えられるようになるにつれて、成長していきます。
対話型のマネジメントは、「倍返し」。いえ、むしろ、「10倍返し」です。
社員が会社に恩返しできるよう、指示型と対話型のマネジメントを、上手く組みあわせて、指導してみてくださいね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけそれぞれのマネジメントスタイルを、どのように使い分けていきましょうか?