社員の不満を聞くだけ面談にしない簡単予防策
【day1301】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。
9月は、上半期の総括と下半期の目標設定で、面談をされる会社も多いでしょうか。
先日、新しいクライアントさまから、こんなご相談を受けました。
社員面談をしようとされる、新しいチャレンジをされていらっしゃるのは、とても素晴らしいことです。
「会社をもっと良くしよう!社員さんともっと話をしてみよう!」という思いから、社員面談をすることにしたそうです。
ところが、社員さんの不満大会になってしまい、社長が憂鬱に感じてしまう面談は、モッタイナイですね。
こちら側の意図があって、社員さんの不満を聞くのはOKです。
しかし、そうでない場合、社員面談が、かえって、社員さんとの距離を作ってしまうこともあります。
このまま放っておいたら、「社長は気持ちが下がる。社員の不満は聞いたけど、対応しきれない。」⇒「社員は社長に対する期待値が下がり、不満がさらに増大する。」の負のループが始まりかねません。
せっかく、お互いに時間を割くのですから、より信頼関係を築き、生産性のある時間にしたいですよね。
どうやら、何も準備をせずに、「とりあえず、社員さんと話をしようか」で、スタートしたとのことでした。
面談も、準備が大事です!
準備さえしておけば、コワくありません!
準備とは、まず、「面談の目的やゴールを明確にすること」。
そして、「社員さんと面談の目的やゴールを共有すること」です。
面談の目的とは、例えば、
・仕事の評価を伝えるため
・仕事上で困っていることを聞き出すため
・目標設定をするため
・これからの会社の方針を共有するため
・キャリアプランを相談するため
などなど。
ゴール設定もいろいろありますね。
例えば、目的が、「社員との信頼関係を強めるため」でも、
・プライベートも含めて、近況の話をすることで、
・社員に対して、気になっていることを、本音で話して、
・仕事をしている中で、不安や不満に思っていることを聞いて、気持ちスッキリしてもらう。
などなど。
この辺を曖昧なまま面談をしてしまうと、時間をムダにしてしまうだけでなく、せっかくの面談がマイナスに作用してしまいかねません。
ぜひ、目的やゴールを明確にしてから、面談に臨んでみてくださいね。
モチロン、実際、面談で対話を始めてから、違うなと思ったら、目的やゴールを修正しても、かまいません。
事前のシミュレーションがあるかないかで、随分、結果は違います。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!