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社員の不満を聞くだけ面談にしない簡単予防策

2021.08.23 by 大図美由紀

【day1301】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。

9月は、上半期の総括と下半期の目標設定で、面談をされる会社も多いでしょうか。

先日、新しいクライアントさまから、こんなご相談を受けました。

社長
昨年から社員面談を始めたんですが、少し憂鬱です。
大図
社員面談、素晴らしいですね!憂鬱っていうのは?
社長
社員が不満ばかり言ってくるからです

社員面談をしようとされる、新しいチャレンジをされていらっしゃるのは、とても素晴らしいことです。

「会社をもっと良くしよう!社員さんともっと話をしてみよう!」という思いから、社員面談をすることにしたそうです。

ところが、社員さんの不満大会になってしまい、社長が憂鬱に感じてしまう面談は、モッタイナイですね。

こちら側の意図があって、社員さんの不満を聞くのはOKです。

しかし、そうでない場合、社員面談が、かえって、社員さんとの距離を作ってしまうこともあります。

このまま放っておいたら、「社長は気持ちが下がる。社員の不満は聞いたけど、対応しきれない。」⇒「社員は社長に対する期待値が下がり、不満がさらに増大する。」の負のループが始まりかねません。

せっかく、お互いに時間を割くのですから、より信頼関係を築き、生産性のある時間にしたいですよね。

どうやら、何も準備をせずに、「とりあえず、社員さんと話をしようか」で、スタートしたとのことでした。

面談も、準備が大事です!

準備さえしておけば、コワくありません!

準備とは、まず、「面談の目的やゴールを明確にすること」。

そして、「社員さんと面談の目的やゴールを共有すること」です。

面談の目的とは、例えば、

・仕事の評価を伝えるため

・仕事上で困っていることを聞き出すため

・目標設定をするため

・これからの会社の方針を共有するため

・キャリアプランを相談するため

などなど。

ゴール設定もいろいろありますね。

例えば、目的が、「社員との信頼関係を強めるため」でも、

・プライベートも含めて、近況の話をすることで、

・社員に対して、気になっていることを、本音で話して、

・仕事をしている中で、不安や不満に思っていることを聞いて、気持ちスッキリしてもらう。

などなど。

この辺を曖昧なまま面談をしてしまうと、時間をムダにしてしまうだけでなく、せっかくの面談がマイナスに作用してしまいかねません。

ぜひ、目的やゴールを明確にしてから、面談に臨んでみてくださいね。

モチロン、実際、面談で対話を始めてから、違うなと思ったら、目的やゴールを修正しても、かまいません。

事前のシミュレーションがあるかないかで、随分、結果は違います。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけあなたの面談の目的とゴールは?
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