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なぜ相手に失礼な行動や発言をしてしまうのか?@金メダルをかじる

2021.08.05 by 大図美由紀

【day1283】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

金メダルを名古屋市長がかじった件に、批判殺到。

名古屋市出身であるソフトボールの後藤希友(みう)選手が、河村市長を訪問して、金メダル獲得をご報告。

河村市長は後藤選手からメダルを首にかけてもらうと、後藤選手の了解なく、マスクを外してメダルを噛んでしまいました。

了解なくって、マズいです。

さらに残念なのは、謝罪が謝罪になっていないんですよ。

河村市長は、批判が相次いだ後、

「最大の愛情表現だった。金メダル獲得は、あこがれだった。迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」

と書面で謝罪コメントを発表しました。

しかし、「最大の愛情表現だった。金メダル獲得は、あこがれだった。」は自分の言い分を言っただけで、全く謝っていないです。

「迷惑を掛けているのであれば」も仮定になっていて、「迷惑をかけている」事実を受け止めていないです。

行為もNGですが、それ以上にその後の謝罪がないなーです。

さて、なぜ、人は相手に失礼な行動や発言をしてしまうのでしょうか?

語彙力や言葉遣いの問題?

うーん。。。

悪人だから?

それも、あるかもしれませんねー。笑

さて、根本的な原因はなんでしょうか?

自分の頭に浮かんだことを、そのまんま、言ったり、やったりしてるかなんですね。

「相手がどう受け取るか」まで考えていない。

少なくとも「相手がどう受け取るか」を充分に感じていないからです。

根本的な原因は、自分の目線だけでコミュニケーションを取っているから。

コミュニケーションには、3つの目線があります。

この3つの目線に自覚的になれると、お互いに気持ちのいいコミュニケーションが取れるようになってきます。

1つめは、自分目線。

相手に関心が向いてない場合、自分の世界観だけで話をしている場合です。

相手に関心が向いていても、自分の判断軸で相手を評価している場合も、自分目線です。

 

2つめは、相手目線。

相手がどう感じるのか、相手がどう世界を見ているのかを、同じように感じる目線です。

 

3つめは、フカン目線。

客観的な視点から、自分や相手を見る視点です。

同じ価値観を持っているもの同士だと、自分目線だけでも、何とかなってしまうかもしれません。

例えば、河村市長のメダルかじりの件も、「おっさんのおふざけだよ。何が問題?」と思う人もいるでしょう。

しかし、全てにおいて同じ価値観を持っている人たちだけで過ごすことは、ほぼ不可能ですよね。

相手目線やフカン目線を使えないと、誰かを傷つけることになります。

そして、自分も生きづらいです。

ちなみに、コーチングと出会う前の昔の私は、自分目線ばかりで、相手目線やフカン目線が足りませんでした。

しょっちゅう、「なんで、この人分かってくれないんだろう?」と苦しいことが多かったです。

ところが、この3つの目線を知って、実践し始めてから、周りとのコミュニケーションが楽になりましたし、楽しくなりました。

モチロン、今でも、完璧な訳ではなく、自分目線でイラっとしてしまうこともあります。

そんな時は、すぐに「相手はどういう気持ちだったんだろう?」と振り返って、今からできることを行動するようにしています。

組織をまとめる経営者であるあなたが、自分目線・相手目線・フカン目線を実践してくだされば、社員さんとのコミュニケーションがさらに楽しくなります。

さらに、社員さんたちはあなたについていきたいとますます思ってくれますよ。

ぜひ、意識してみてください。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日チャレンジ課題社員さんとコミュニケーションで、3つの目線を意識してみましょう
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