社員の行動が止まらなくなる「6つの条件」
【day1256】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
来日している海外からのオリンピック選手に、コロナ陽性の方がちょいちょいでているみたいですね。
いくら事前のワクチン接種をお願いしたって、ワクチンが万能ではないし、全員強制でもないし、そりゃあ、でちゃいますよね。
こんなで、無観客だとしても、競技すら無事に行えるのでしょうか?
心配です。
主催者のみなさまには、先手先手の決断と行動で進めてもらいたいです。
こちらが思っている以上に、相手の決断や行動が遅いと、ヤキモキしちゃいますよね。
経営者のよくあるお悩みの1つがこちら。
社員さんに期待しているスピード感と実態が違うと、ヤキモキしてしまいますよね。
先日も、クライアントさま先で、そんなお悩み相談にのりました。
社長から「行動しない」と言われてたしまった社員さんとの個別面談。
1ヶ月やったことを振り返って、これから1ヶ月の目標や行動を決めていきます。
振り返りや目標決めが順調に進み、最後に行動プランをだしていきました。
すると、やはり「進みそうにもないな」という行動プランが出されています。
どんなものだったかと言いますと、「マニュアル作成」です。
どうして、「進みそうにもないな」と思ったかと言いますと、少しサイズが大きすぎるんです。
「マニュアル作成」は、行動プランとして、抽象的過ぎます。
「マニュアル作成」では、いろんな行動が入り過ぎるんですね。
行動プランを決める時は、今日明日中にできる「小さな1歩」を出してもらいます。
頭の中で行動している姿がイメージできていて、他に考えなくても、やれてしまうレベルにしたいんです。
寝てても、絶対できそうなレベルにしたいんです。
寝てたらできないですけど、そのくらい余裕でできるイメージです。笑
この時も、社員さんに、
と伺ったところ、
と具体的なイメージができていないようでした。
その後、私がまだクライアントさま先にいる間に、
と報告してくれました。
ここで、「行動の6つの条件」をご紹介します。
決めた行動がすぐやれるレベルになっているか?のチェック基準にしてください。
① 具体的 (思い、態度、やる気、情熱などでなく)
『それって、具体的な行動?』
『いつ? どこで? 誰と? 何を? どのように?』
② 自律的 (自分でできる)
『それは自分でできる行動?』
③ 明確 (目に見える)
『その行動は、目に見えてはっきりしてる?』
④ 測定可能 (測れる)
『その行動は、回数や量を測れる?』
⑤ 妥当性がある (実現可能だと納得できる)
『その行動は、現実性がある?』
⑥ 即時的 (この1週間でできる)
『それは、今週中にできる行動?』
やり手の方は決めた行動が大きくてもやれてしまいますが、社員さん全員が同じではありません。
社員さんへの関わりに使ってみてくださいね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!