藤井聡太棋聖のようにAI超えの社員が育つ3つの承認
【day1252】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日は、大谷選手のお話でしたが、本日は、藤井聡太棋聖のお話です。
今時若者の活躍がスゴイですね!
ちなみに、昨日の大谷選手の記事はこちら。
藤井聡太さん、18歳。
最年少で棋聖タイトルの防衛に成功。
AI超えで話題になりましたが、今も絶賛進化中。
進化し続けられる秘密は何なのか?
以下の防衛成功後のインタビューにそのヒントがありました。
(記者)藤井棋聖は記録であるとか、数字であるとか、段位であるとか、勝負の世界に生きるものであったら誰もが追い求めるものに、あまり興味を示されないかと思います。それはどうしてでしょう
(藤井)結果ばかりを求めていると、それが出ないときにモチベーションを維持するのが難しくなってしまうのかなと思っています。内容を重視して、1局指すごとに新しい発見をして改善するというのがモチベーションにつながると思っています
(記者)よく「強くなりたい」という言葉をおっしゃっていますが、そういった思い、将棋の真理を追うといいますか、それを目指していくお気持ちというのは
(藤井)「これまで公式戦で200局以上、指したと思いますが、その中でも完璧に指せたなという将棋は1局もないですし、自分が強くなることで、いままで見たことがないような景色を見ることができたらなと思っています
いやー、スゴイ。
成果を追い求めるというより、目の前のプロセスを楽しんだ結果、成果がついてくるという構造ですね。
ちなみに、当社のサポートも、ワクワクとお仕事を楽しんだ結果、業績がアップするという構造です。
だから、成果がでるんです。
ということで、社員さんがプロセスを楽しめるようになるには、どうしたらいいのか?
目の前の仕事をするごとに、新しい発見をして、改善してもらうには、どうしたらいいのか?
簡単です!
社員さんの成果だけでなく、プロセスを承認してあげれば、いいんです。
プロセスを承認するとは、成果がまだでていなくても、社員が行っていること、つまり、行動を承認します。
社員は、承認されれば、「これでいいんだ!」と思うので、安心して、行動を続けることができます。
承認されれば、嬉しいですから、もっと頑張ろうと思います。
新しい発見をし、改善して、楽しんでやっているうちに、成果がでます。
仕事がもっと楽しくなります。
実は、承認には3種類あります。
「3つの承認」
1.結果承認
行動によって作られた結果や成果に対して、その価値を認めること。
例えば、営業マンでしたら、「今月の契約金額、良かったね!」など。
2.プロセス承認
現在行っている行動やこれまでのプロセスに対して、その価値を認めること。
例えば、営業マンでしたら、「今月、見込み客に、たくさん、訪問してたものね!すごいね!」「○○さんに、お礼状書いたり、お客様との関係性を大事にしてて、素晴らしいね!」など。
3.存在承認
何もしなくても、存在自体の価値を認めることです。
例えば、「○○くんと、一緒に仕事が出来て、嬉しいよ。」「○○くんがいてくれることで、みんなの士気が上がってる気がするんだよね。」など。
以上の3種類です。
結果承認は、多くの方がやっていらっしゃいます。
ところが、結果承認だけですと、「結果がでれば楽しいけど、結果がでないと楽しくない」という社員さんが育ちがちです。
結果がでるのは、たまにですから、必然と、仕事が楽しくない時間が長くなってしまいます。
仕事が楽しくないと、単なる作業になり工夫しなくなるから、パフォーマンスも落ちてしまいます。
ですから、プロセス承認もして、プロセスも楽しめるようにしてあげてほしいんです。
さらには、社員さんに、存在承認をしてあげると、打たれ強く、土壇場に強い社員さんが育ちます。
存在承認は、自分だけのためでなく、仲間のために頑張ろうという気持ちも育てます。
ぜひ、プロセス承認や存在承認も、試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!