コロナで日本人の「うつ」倍増!すぐできる予防策は?
【day1236】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
経済協力開発機構(OECD)の調査によると、コロナ禍の影響で、うつの方の割合が2倍以上に増加したそうです。
調査結果では、日本のコロナ禍前(2013年)のうつの方の割合は、7.9%。
コロナ禍中(2020年)に17.3%と、2.2倍に。
ちなみに、アメリカは、コロナ前6.6%。コロナ禍中23.5%と、3.6倍。
イギリスは、コロナ前9.7%。コロナ禍中19.2%と倍増。
特に、若い世代や失業者、経済的に不安定な方の間で深刻化しているそうです。
まぁ、テレビやネットを見れば、不安を煽るようなものが多いです。
飲みに行ったり、遊びに行ったり、ストレスを発散するにも、制約があります。
人にリアルに会って、話を聞いてもらうことも、コロナ禍中は、コロナ前に比べてしにくくなってますしね。
先週ご訪問したクライアントさまも、
とおっしゃっていました。
飲むのが好きな経営者さまで、飲めなくてストレスが溜まると。
というのも本当ですが(笑)、こちらの社長さん、よく社員さんを誘って飲みに行かれてたんです。
以前は、飲みの場で、社員さんとぶっちゃけの本音トークをしたり、「頑張ろうよ!」と励ましたりしていらっしゃいました。
ところが、コロナ禍で、飲み会をするわけにもいかず。
今は、そもそも、お店もお酒を提供していないですしね。
社員の本音部分の様子が分かりにくくなってしまったとのことでした。
じきにコロナ禍もあけ、飲み会ができるようになってくるとは思います。
とはいえ、この機会に、ぜひ、お酒がなくても、社員さんの本音を引き出せるコミュニケーションを実践してみてほしいです。
飲みニケーションに惹かれない社員さんも、増えてますからね。
そこで、本日は、社員さんの本音を引き出せる魔法の言葉をご紹介です。
さぁ、何だと思いますか?
考えてみてください。
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答えは、「最近、どう?」です。
ぜひ、社長から、社員さんに「最近、どう?」と話しかけてあげてください。
社員さんから社長に声をかけるって、まぁまぁハードルがあるんですよ。
社員さんにとって、上手くいってることの報告は、比較的しやすいです。
ところが、相談や困ってることは、声をかけにくいんですよ。
社員さんからすると、「社長、忙しそうだし、自分なんかの相談に時間をとらせるなんて。」と遠慮することがあります。
「こんな提案を社長に言って、生意気だと思われないか。」と遠慮することもあります。
ましてや、「自分の仕事の進捗が遅れている」「仕事がいっぱいでキャパオーバーになっている」「最近、気分が落ち込んで、体調が悪い」なんて言いにくいものです。
頑張り屋さんで、真面目な方ほど、潰れるまで、自分で抱え込んでしまいがちです。
社長さんからすれば、「もっと話してきてくれていいのに。」
と言いますか、むしろ、「困っているなら、ドンドン話してくれ」だと思いますけどね。
社員さんからすると、言われたことをやるのは出来ても、自分の意見を言ったり、不安を相談するのは、社長さんが想像するより、ハードルが高いんです。
ですので、ぜひ、こちらから、社員さんに「最近、どう?」と聞いてみてほしいんです。
ちなみに、「最近、どう」ではなく、「大丈夫?」と声をかけると、社員さんからは、「大丈夫」という返答になりがちです。
ところが、「最近、どう?」と聞かれたら、その時、社員さんの心に浮かんだことを話やすいんですね。
ぜひ、「最近、どう?」と話しかけて、社員さんが本音を話やすい機会をつくってあげてください。
社員さんが調子悪そうなら、早めに分かれば、すぐ対応できますからね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけいつ誰に「最近、どう?」と話しかけてみましょうか?