渡る世間は鬼ばかりの対処法@レペゼン地球騒動
【day1220】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
音楽グループのレペゼン地球、ご存じでしょうか?
昨年末に解散したのですが、先日、リーダーであるDJ社長さんが、解散理由を伝えるYouTubeを配信しました。
「レペゼン地球」の商標権がご自身の手元になく、グループ名が使えなくなったということでした。
なぜ、そんなことになったのか?
DJ社長は、若かりし頃、6000万の借金を背負っていました。
知り合いのH氏に「有名人になって稼いで借金を返済したい」と相談したところ、H氏が100万円を出資してくれて、新会社を設立し、活動開始。
当時、DJ社長が借金を返済したら、H氏から株を100万円で買い戻す約束をしたそうです。
DJ社長たちはアーティスト活動に専念し、H氏に会社の経理まわりなど経営を任せます。
その後、DJ社長は借金を完済し、H氏に株を買い戻す話をしたところ、会社に使途不明金がたくさんでてきたり、「著作権や印税の権利等を渡せ」という条件を出したりと。
DJ社長の伝えていることが本当であれば、H氏の素行は、人としてひどいです。
詐欺の手口のようですよね。
とは言え、大事なことを口約束だけで契約書に残していなかったり、その後も、管理体制なく、全部H氏に任せてしまう部分は、DJ社長たちも甘いと言わざるを得ないかなと思いました。
ここまで被害が大きくなる前に、回避する方法があったんじゃないかと思います。
ちなみに、DJ社長のYouTubeを見ながら、私も、起業当初、お仕事をした支払いを踏み倒された経験を思い出しました。
仕事が終わった途端、音信普通になったんですね。
メールをしても返信なく、電話をしてもでない。
謝礼金で少額だったので、金銭的な被害は小さかったです。
若かったし、起業当初だったので、金額よりも、相手を悪い人だと思ってなかったので、普通に真面目にお仕事をしてそうな人でも、約束を反故にするということがあるんだというのが、衝撃でした。
ショックでしたが、「いい勉強をさせてもらった。小さく転べた」と気持ちを切り替え、その後は、気をつけるようになりました。
お互いに気持ちよく仕事をしたいからこそ、ルールや管理体制をしっかりしていこうということですね。
この考え方は、社員さんや社内の体制づくりにも当てはまります。
「信じて、期待しない」という考え方です。
どういうことかと言いますと、「信じて」は、「当社の社員は素晴らしい」と相手の可能性を信じること。
「期待しない」は、そうは言っても、「弱さや誘惑に負けることもある存在」ということです。
かつて、稲盛和夫さんも、次のようにおっしゃっています。
「金を盗む社員が悪いのではなく、金が盗めてしまう環境を作ってしまうのが悪い。
だから、1人でお金を管理させず、お金を出し入れするのに、最低でも3人絡むような仕組みにした。
そして、このような仕組みづくりの根底には、社員に決して罪をつくらせないという思いやりが、経営者の心の中になくてはならない。」
経営者は、社員さんがしっかりと仕事に打ち込める、成長していける、教育や仕組みを整えていかねばですね。
経営者も社員も、お互いに気持ちよく働ける会社づくり、進めていきたいですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ社員に悪さをさせないために、何をしてみましょうか?
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