優秀な方ほど社員育成に苦労する理由
【day1211】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先日、クライアントさま先で、コーチング・トレーニングをしました。
社長とベテラン部長と新人課長が、参加されました。
お三方とも、とても優秀です。
能力も経験もあります。
成長しようとする意欲、会社をもっと良くしようという意欲にも、溢れていらっしゃいます。
にもかかわらず、みなさま、それぞれに、部下育成でご苦労されていらっしゃいました。
実は、これは、おかしなことではないんです。
なぜなら、「結果を出せる」プレイヤーと「結果を出させる」マネージャーは、求められるコミュニケーションスキルが違うからです。
結果が出せるプレイヤーになるには、自分の意見ややり方を説明し、相手からYESをもらう、ソフトな説得スキルが求められます。
上司に説明して、「いいね!」と思ってもらえる。
お客様に説明して、「良さそうだ!」と思ってもらえる。
このソフトな説得スキルで、部下に説明して、「いいね!」と思ってもらえただけでは、必ずしも部下は同じことをできません。
優秀な部下やあなたと同じやり方が合う部下は、「いいね!」と思えば、同じようにやることができます。
しかし、一定数、「いいね!」と思っても、動けない部下がでてしまうんです。
何より、危険なのは、やり方を伝える指導方法では、部下は、ドンドン自分で考えなくなっていきます。
「言われたとおりやっていればいい」という部下を育ててしまうんですね。
新人さんで、最低限覚えなければいけないことが、たくさんあるうちは、それでも、いいかもしれません。
しかし、将来的に、自分で考え行動できる自立的な社員ではなく、依存的な社員が育ってしまいます。
マネージャーは、プレイヤーに成果を出させる人です。
マネージャーとして活躍する人は、部下が活躍できるよう、部下の成長を促し、部下が能力を発揮できるコミュニケーションを取ります。
部下の成長したい意欲を引き出し、自分に何ができるかを考えさせるコミュニケーションです。
そんなコミュニケーションのトレーニングをしています。
振り返りをすると、毎回、たくさんの成果報告がなされます。
前回は、社長から、
とお言葉をいただきました。
とっても嬉しいです。
経営者も社員も、お互いにハッピ―ですものね!
コロナ禍で、経営環境が厳しい今、余裕な状況の企業は、少ないと思います。
全社一丸となって、みなさまの力を如何なく発揮し、厳しい状況を乗り越えていきたいですよね。
あなたが、社員さんに使っているのは、ソフトな説得コミュニケーションでしょうか?引き出すコミュニケーションでしょうか?
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ結果を出させるマネージャーになるために、何をしてみましょうか?