感染拡大防止とオリンピック開催は両立するのか？

【day1195】

こんにちは！

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

緊急事態宣言延長で、休業要請や外出自粛要請が継続。

一方で、オリンピックは開催で、聖火リレー等のイベントは継続。

イロイロ諸事情があるのだとは思いますが、一見相反する指示に「どっちなの？」と混乱します。

結果として、各々の行動はバラけてまとまりません。

感染を防ぐ目的でも、オリンピック開催目的でも、それぞれの行動の精度も落ちます。

昨年の緊急事態宣言時、国民が自粛でまとまっていたのは、政府の指示の方向が感染拡大防止徹底１本だったからです。

このような一見相反する指示が出されること、社内でもありますよね。

例えば、

「不良品をださないよう、丁寧に製造するように！」

一方で、「納期遅れのないよう、早め早めで製造するように！」

経営者からすると、どちらも大事。

そして、両立する、いえ、両立させなければならない対応です。

ところが、社員さんからすると、

「丁寧にチェックしながら、作ったらいいの？そしたら、作業スピードは落ちるけど。」

「それとも、早く作ったらいいの？そしたら、チェックがあまくなるけど。」

「両方はムリです！どちらかにしてください！」

と混乱してしまいます。

結果として、作業スピードが落ちた上、チェックもあまくなるなんてことが起こります。

経営者からすれば、どちらかじゃなくて、どちらも大事。

「その時その時で様子見ながら、臨機応変に上手くやってよ！」ですけどね。笑

とは言え、経営者と同じレベルで、現場の全社員が臨機応変に対応は、やはり、難しいんです。

では、どうしたらいいのか？

それぞれにできる限り具体的な目標を設定し、共有することです。

例えば、

「不良品率○○％までで死守」

「最低限、チェック項目○○個はする」

や

「納期遅れだけはNG」

「○○時間で△△個以上製造」

などですね。

先日も、顧問先さまの幹部ミーティングで、目標を具体的に決めるお手伝いをさせていただきました。

来月のご訪問時に、どんな結果がでているか！？

とても楽しみです！

コロナ禍や緊急事態宣言延長には、気が滅入ることもありますが、ピンチはチャンスと、頑張りましょうね！

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています！