社員に健康的な危機感を持たせる方法とは?@星野リゾート
【day1175】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
よく
というお悩みを伺います。
社員が危機感を持たない。いえ、持てないもっとも大きな理由の1つは、情報不足です。
経営者と社員は、立場の違いから、持っている情報の質も量も違います。
社員に全部伝えることがベストというわけではありません。
組織の状態によって、どれだけ伝えるのがベストかは、変わってきます。
そして、経営者と社員が持つ情報の質と量が違う結果、危機感の違いが起こっているんですね。
本日は、星野リゾートの星野佳路代表の、情報共有が素晴らしかったので、ご紹介です。
今まで、顧客満足度や利益率を上げるために必要な情報を、社員と共有してきました。
ところが、観光業界は、コロナ禍で大きな打撃を受けている業界の1つ。
顧客満足度や利益率を上げるための情報を共有しても、社員の反応が悪くなったのだそう。
そこで、星野さんは、「社員が今一番知りたいのは何だろう?」と考えた結果、「倒産確率」を社員に知らせることにしました。
「倒産確率」は、「売り上げの対昨年比」「コスト削減量」「資金調達」の3つの指標から算出。
売り上げが大きく減少し、コスト削減が少額にとどまり、資金調達があまりできなければ、倒産確率が上がるという観点です。
倒産確率を発表するようになり、社員の動きが加速し、いくつかの新しいプロジェクトが進んでいるとのこと。
星野さんの社員さんへの情報共有が、素晴らしいですよね!
社員さんたちの状態(興味関心)を把握し、「何があったら彼らが頑張れるのか?」を考え、必要なことを提供している。
社員さんを主役に考えているから、上手くいくんですね。
社員にこうなってほしいがあるのであれば、そのために自分ができる行動を積み重ねていかねばですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!