エゴを捨ててチームの成果にコミットした監督の話@箱根駅伝駒大
【day1073】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日に引き続き、箱根駅伝ネタです。
王座に返り咲いた駒大の大八木監督のインタビューに感動してしまいました。
大八木監督は、駒大で指導して20年。
かつては、4連覇達成など黄金期を築いたけれど、最近は、シード権を逃すことも。
「練習方法や選手たちとの接し方を変えた方がいいのか?自分は古い考えなのか?」
悩んだ末、選手たちとのコミュニケーションの取り方を変えたんだそうです。
昔は、怒鳴って喝を入れる鬼コーチスタイル。
しかし、昔のやり方では、選手が辞めてしまう。
昔は、「怒る」と「ホメる」の割合が「8:2」。
今は、「5:5」だそう。
さらに、昔は、選手から声がかかるのを待っていたけど、今は、監督から積極的に選手に声をかける。
「何があった?」「いい練習だったな」「元気がないな?」
素晴らし過ぎます!!!
大八木監督は、62歳。
かつての自分のスタイルで黄金期を築いた人が、コミュニケーションを変えるって、相当な覚悟と忍耐力がいります。
コミュニケーションと言えば、周りへの関わりを意味すると思う人も多いかもしれません。
ところが、コミュニケーションは「自分とのコミュニケーション」と「相手とのコミュニケーション」があり、表裏一体なんです。
つまり、周りへの関わり方を変えられるってことは、自分のモノの捉え方を変えてるってことなんです。
自分の世界の捉え方を変えてるんですよ。
コミュニケーションを変えるって簡単なようで、実際、なかなか難しいのは、自分を変えるってことだからです。
62歳でそれをやってのけるって、素晴らしいです。
私は、死ぬ直前まで、コミュニケーションを変えることは可能だと思っていますが、成功体験がある方ほど、上手くいったスタイルを手放すのは、難しいんですよ。
でも、トップの意識とコミュニケーションが変われば、チームは間違いなく変わります。
私もプロとして、年を重ねても柔軟な頭と心で、常にベストなソリューションでサポートしていきたいです。
時代が変わって、環境が変われば、人が変わり、コミュニケーションも変わりますからね。
ちなみに、本質は同じだけど、手段が変わるってことです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!