社員の成績が下がる理由と社長の器の関係@ローランド
【day1065】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
伝説のホストで実業家のローランドさんの記事を読みました。
今では伝説のホストと呼ばれるほどの人ですが、初接客では女性と口もきけなかったんだそうです。
小さい頃からサッカーに打ち込んで天才と言われながら、プロを目指していたローランドさん。
しかし、高校卒業時、プロから声はかかりませんでした。
一旦、大学に進学するも、挫折を味わった絶望と劣等感から、すぐに中退。
そして、「伝説のホストになる」とホストの道に進むことを決めます。
ところが、それまで女性と接点がなかっため、ローランドさんは、女性と話せないどころか、目も見れなかったんだそう。
しかし、諦めずに、頂点に上り詰めるため、自己啓発本を読み、ファッションやカルチャーを一心不乱に学びます。
そして、歌舞伎町売上NO1ホストに。
その後、在籍していたホストクラブから独立し、自分のお店を持つことに。
しかし、一緒についてきてくれるホストたちの成績が、悪くなっていきます。
ローランドさんは、彼らに厳しく接客の心得などの注意を繰り返すも、彼らの態度や行動は変わらず。
不穏な空気が続く中、特に目をかけていたホストが、大遅刻をします。
ローランドさんが説教すべく呼び出すと、そのホストは、新店舗の準備で現場に顔を出さないことが多くなったローランドさんに、「目をかけてほしい」と不満を吐露。
普通ここは、「そんな甘えてんじゃねー!プロだろ!」と言いたくなりますよね。
ところが、ローランドさんは「俺も悪かったよ」と謝罪。
「お前らと向き合う時間取れてなかったなって。1プレイヤーだった頃は良かったかもしれないけど、お前らを今後成長させていく中で、この距離感はマズいなって」と反省した。
そのあと、新店舗のメンバー全員を集め、「結果出なかったのは全部俺のせい」と、改めて謝罪したそうです。
いやー、素晴らしいです!!
経営者にこんな風に言ってもらえたら、社員は頑張りますよね。
「この人についていこう!」と思いますよ。
「自分が源泉」という言葉があります。
マネジメント・人材育成の分野でご活躍されていらっしゃる、鈴木博さんが提唱されている考え方です。
「自分が源泉」とは、「全ての結果は自分が創り出している」と物事を見る考え方です。
よいことだけではなく、困難や課題も、他人や環境のせいではなく、全て自分自身が起こしていることだと考えます。
この考え方は、とてもパワフルです!
なぜなら、自分で創った結果なら、自分で変えていけるからです。
あなたの周りに起こるすべての出来事の主導権が、あなたにあるんです。
私が最初に「自分が源泉」を聞いた時は、「理不尽な気がする」と思いましたが、「自分が源泉」を実践するようになってからの方が、随分と気が楽です。
コロナ禍で、大変なこともたくさんあるでしょう。
決して、あなたの責に帰するものばかりではないはずです。
それでも、「自分が源泉」、自分にできることがまだまだあると考えた方が、きっと道は開けますね。
お互い頑張りましょう。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!