コロナ禍でもアグレッシブに進む経営者を支えるもの
【day1023】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先週、中小企業家同友会の大阪大会に参加したのは、彼の講演を聞きたいと思ったからです。
株式会社Saaave 代表取締役 星山忠俊さん。
埼玉同友会仲間で、足場屋さんです。
更生施設出身者の雇用に取り組んでいたり、コロナ禍中に新しい会社を2社も設立したりと、アグレッシブに進まれています。
更生施設出身者の雇用を始めたきっかけは、「人手不足だったんで」。
始めてみたら大変なことも多かった訳ですが、再犯する必要のない世界に向けて、他者と連携を取りながら、チャレンジされていらっしゃいます。
コロナ禍で新しい会社を設立しているのは、除菌フィルターの会社で、「今必要とされることをやる」。
真っ直ぐに世の中のお役に立とうという情熱が、素晴らしかったです。
そんな彼の経営を支えるのが、経営指針書(経営理念や行動指針などを言語化したもの)だとおっしゃっていました。
経営指針書があることで、「社内の人間関係が良くなってきている」と。
経営指針書をつくる以前は、部下指導で上手くいかない時など、「あの人キライだ!」と個人攻撃が起こっていたそうです。
そうなんですよ。
一緒に目指すものが曖昧だとタテの関係になりがちなんですよね。
タテの関係とは、上が下に押し付けたり、下から上にお願いするという関係です。
イメージは、こんな感じです。
上司から部下に「アレやれ」という関係性ですね。
人は、基本、コントロールされることを嫌います。
自分の意志で決めて行動したいんですね。
だから、タテの関係ですと、部下には反発心ややらされ感が芽生えます。
ところが、一緒に目指すものが明確になれば、ヨコの関係での協力体制が組みやすくなります。
イメージは、こんな感じです。
ヨコの関係は、上も下もなく、お互いに意見を尊重し合う関係です。お互いの立場は、平等です。
「私はこう思う」とお互いに伝え合って、一緒に解決策を見つけていくコミュニケーションが取れるようになります。
星山さんの会社でも、一緒に目指すものが明確になり、「経営指針書に書いてあるでしょ。」と言えるようになったおかげで、個人を責めることがなくなり、人間関係が良くなってきているとのことでした。
しかも、タテの関係では、上司の能力や経験がパフォーマンスの上限になりがちですが、ヨコの関係では、両者のシナジー効果が期待できます。
まさに、自分だけでは行けないところへ行けるようになってくる。
しかも、タテの関係では、上司は重い荷物を背負っているような感覚になりがちですが、ヨコの関係では、一緒に進む仲間です。
そうなると、マネジメントが楽しくなってきますよね。
現在、マネジメントが楽しめるようになるセミナーを開催予定で進めています。
近日中に、ご案内させていただきますね。
楽しみにしていてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!