社員がドンドン提案を行う社長が行っていることは?@(株)吉村の橋本社長
【day1006】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日は、所属している、埼玉中小企業家同友会の経営研究会に参加しました。
zoom開催です。
全体講演は、株式会社吉村 代表取締役 橋本久美子さん。
事業は日本茶のパッケージ袋のメーカーで、230名の社員さんがいらっしゃいます。
橋本さんの笑顔!
とても明るく、社長業を楽しんでいらっしゃるのが、話しぶりからも、バシバシ伝わってきました。
コロナ禍でも、むしろ、コロナ禍だからこそ、新しいアイディアを生み出して、進んでおられます。
そして、それらの新しいアイディアは、社員たちがドンドン提案してくれるとのことでした。
そうは言っても、社員からアイディアが出てくるのは、橋本さんが、これまで社員の自主性を尊重する組織づくりに取り組んでこられたからです。
たくさんのエピソードを伺ったのですが、本日は、印象に残った1つをご紹介です。
4月の緊急事態宣言に先立ち、3月末、橋本さんは、全社でリモートワークを導入することに決めます。
しかし、社員に発表する段階で、迷います。
今まで社員の自主性を育てるためボトムアップできたのに、ここで「リモートワークを導入します」という社長からのトップダウンでいいんだろうか?
社員の自主性の芽を摘んでしまわないだろうか?
そこで、社員の自主性の芽を摘まないような伝え方を考えるんです。
それは、リモートワークの導入を、命令ではなく解決策の提案だと伝えるのです。
以下が、そのリモートワーク導入の発表抜粋です。
目的:コロナ長期化だからこそ、吉村らしい次の一手を打つために
目標:リスクを先取りし、チャンスに考えるための挑戦を伝える。
自粛も在宅ワークも解決策であり、ニーズではありません。
ニーズは何か?
感染拡大リスクを減らすこと(命を守ること)&経済を止めないこと(倒産しないこと)
そこをつかんで、次の一手を能動的に考える。
解決策の提案です。
命令ではないです。
代替案やブラッシュアップ歓迎。
素晴らしいですよねー!!
社長が社員さんとのコミュニケーションに、ここまで心を砕くことができたなら、それは、社員さんはドンドン自主性を発揮しますよね!
本日の問いかけ社員の自主性を育てるため、どんなコミュニケーションを取りましょうか?
「大きな成果を出す人がやっている!1ヶ月の振り返り会@zoom」では、11月(2、10、25日)の参加者を募集しております。
募集は、11月1日まで(あと3日)です。
詳しいことは、下記からご確認ください。