会長と社長の対立。どうしたら上手くいく?
【day987】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
コロワイドが大戸屋に敵対的買収を仕掛けた結果、大戸屋から退職者が相次いでいるというニュースを読みました。
敵対的買収のきっかけは、創業者で元社長の三森久実氏の急逝。
当時常務だった息子三森智仁氏が、経営陣と揉めて退社。
智仁氏が相続で引き継いだ株式をコロワイドに売却したところからの動きですね。
久実氏が、ゆくゆく誰に事業承継するつもりだったか分かりませんが、繋いでいくって、本当に大変なことですよね。
先日も、2代目社長であるクライアントさんから、ご相談を受けました。
先代が会長としてご健在で、現社長にイロイロとご指導をされます。
そして、会長と社長で意見が合わないんですね。
社長は、会長からのご指導について、
そうは言っても、先代を蔑ろにしたい訳ではないから、葛藤してしまう。
一方、会長は、
と譲りません。
会長も社長も違う人間だから、考えが違って当然。
ですので、全ての考えを一致させる必要は、ありません。
かと言って、このままでは平行線です。
相手の否定は、敵対関係しか生みません。
では、どうすれば、先代が積み重ねてきたものの上に、自分らしさを加えて、経営していくことができるのか?
一番大事なのは、先代の理念(ビジョン・価値観)と自分の理念(ビジョン・価値観)の重なる部分、共有ゾーンを、見つけることです。
こんなイメージです。
では、この共有ゾーンを見つけるためには、どうしたらいいのか?
次の3ステップです。
1.自分の理念(ビジョン・価値観)を知ること。
2.先代の理念(ビジョン・価値観)を知ること。
3.先代が大事にしてきた理念と自分が大事にしていきたい理念の重なる部分を見つけること。
大事なのは、目先のやり方ではなく、根本の想いの共通点を見つけることから始めることです。
先日の社長からのご相談も、社長と会長の想いを見える化し、共有ゾーンを見つけました。
そして、対立してた案件に対してのアクションプランを立てて、
とお言葉をいただきました。
良かったです!
できることなら、対立しながら進めるより、協力しながら進められた方が、絶対、いいですからね。
先代には、経験があります。
後継者には、可能性があります。
先代には、先代の魅力や強みがあります。
後継者には、後継者の魅力や強みがあります。
それらを積み重ねて、お客様への価値を、社会への貢献を、続けていってほしいです。
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