鬼滅の刃に学ぶ、今どきの問題社員を成長させる方法

【day839】

こんにちは！

ワクワク働きたい会社づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

昨日は、「鬼滅の刃」を読んでしまいましたー。

ご存知でしょうか？

昨日最終回を迎えた「週刊少年ジャンプ」に掲載の人気マンガです。

発行部数6000万部突破し、2019年のオリコンコミックランキングで１位だそうです。

一度読み出したら、途中で止められなそうだと思って、興味を持たないようにしてたんですけど。

コロナ禍で、売れているもの、売れなくなったものを調べているうちに、今までの王道と違うマンガだということで、読まずにはいられなくなってしまいました。笑

今まで流行ってきた王道のマンガと違うということで、読んでみちゃいました。

舞台は、大正時代の日本。主人公の少年炭治郎は、家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹は鬼になってしまいます。

炭治郎が、鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探すために、鬼と闘っていくさまを描いています。

今の時代っぽいなと思ったのは、主人公は、強くなりたくて、戦っているわけではないんです。

鬼になった妹を人間に戻すため。できるなら、鬼と闘いたくない。

立身出世のために働く若者、減ってますものね。

むしろ、自分の価値観を大事にして働きたい人は、増えてますよね。

そして、私的にこのマンガがヒットしていて嬉しいと思ったポイントは、敵である鬼も、なぜ、鬼になったかが、丁寧に描かれてるんです。

家族と上手く関係を築けなかったなど、悲しい過去が、明らかにされていきます。

「鬼だから悪い」で片づけずに、そうなった背景にもスポットをあてているのが、とてもいいです。

会社で、一見問題な人を成長させようという時、背景を知ろうとすることで、変化を起こせます。

背景を知ろうとすることなく、問題を指摘するだけでは、かえって、反発されたり、悪化することも多いんです。

クライアントさんの会社で、よく部下を感情的に怒ってばかりの管理職の方が、いらっしゃいました。

彼が、部下を怒る時、決して、間違ったことは言っていませんでした。むしろ、正論です。

しかし、その結果、彼の部下たちは、彼に怒られることを恐れて、萎縮していました。

会議では、あまり発言がない。普段の業務では、失敗を恐れて、目標を低く設定したり、必ずできる範囲でしか仕事をしない。

ところが、私がサポートするようになり、研修や会議に参加する中で、怒ることが減っていきました。

彼が自分自身の弱さや不安を受け入れられるようになり、部下のNG行動を即否定ではなく、その背景も知ろうとするようになったからですね。

今では、彼のチームは、積極的に意見をいい、前向きに行動する、自主性と助け合いがなされる、とてもいいチームです。

モチロン、成果も出ています。

私は、社員さんの行動の良し悪しを評価することは、

相手の背景を知ろうという意識、相手の状況を受けとめようという意識で関わることは、部下の成長を促します。

ぜひ、試してみてくださいね。

新型コロナに始まる未曾有の危機を、力を合わせて乗り越えていきましょう。

なお、５月も、振り返り会を開催する予定です。

ぜひ、いらしてくださいませ。

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追伸：ブログを「鬼滅の刃」ネタで書いたことで、マンガを読んでしまった罪悪感を排除。笑

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