経営者と社員が上手くかみ合わないのは、○○がズレているから

【day838】

こんにちは！

ワクワク働きたい会社づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

昨日は、映画「ハッピーフライト」を観ました。

羽田発ホノルル行きの飛行機に関わる人たちが、次々と起こるトラブルを乗り越えていく話です。

「仕事って、いいよね。連携って、素晴らしい！」と感じさせてくれる、いい映画でした。

若手スタッフたちの甘さでドジを連発。悔し涙を流しながらも、成長していく姿。

中堅スタッフゆえの葛藤と奮闘ぶり。

ベテランたちの厳しくも愛に溢れ、部下たちを成長させながら、見事にトラブルを治めていく姿。

それぞれの現場で、必死に働く姿に、勇気と元気をもらいました。

そんな中、これを常に意識できていたら、気持ち穏やかにマネジメントができるのに、なかなか難しいんですよねというポイントが。

飛行場には、通称、バードさんと呼ばれる役割があります。

バードパトロールという、飛行機と鳥の群れがぶつからないように、空砲を使って、鳥を滑走路上空から追い払う、お仕事です。

ところが、映画では、愛鳥連盟の人が、鳥を守るためと、バードさんの仕事の邪魔をしてしまいます。

空砲ではなく、打ち落としていると勘違いしていたからですね。

愛鳥連盟の方からしたら、鳥を守りたくて、必死。

彼らの正義のために、頑張ります。

しかし、結果として、飛行機が鳥の群れに突入して、飛行機トラブルを引き起こしてしまいます。

自分にとっての正義、つまり、自分が見えているものが、全体最適とは限らないんですよね。

経営者は、会社の中では、会社全体を一番分かっているでしょう。一番、先を見通せている人でしょう。

でも、社員さんは、それぞれの現場を守るために必死であればあるほど、他の部分を見落としてしまいます。

経営者が見落としがちなのは、それが抜けてしまうこと。

あなたが思っている以上に、社員さんが見えているものが狭いこと、あるかもですよ。

たくさんの企業に関わってきて思うのは、経営者と社員が上手くかみ合わない時というのは、相手の情報量の予想が、実際と大きくズレている時です。

私が、クライアントさんのサポートに入り、経営者と社員の調整をする際、両者に対して説得することは、まずないです。

そんなことをしなくても、同じゴールに向かって一緒に進んでいくことを、促せます。

何をしているかと言いますと、お互いの思いや考えを、相手の情報量で分かるレベルで伝え合えるようにするだけです。

なんか、かみ合わないなと思ったら、まず、社員さんの話しを聞くことから始めてみてくださいね。

新型コロナに始まる未曾有の危機を、力を合わせて乗り越えていきましょう。

なお、５月も、振り返り会を開催する予定です。

ぜひ、いらしてくださいませ。

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追伸：映画の始まり、空港に人がたくさんいる光景を見て、思わず「密です！」と叫んでしまいました。笑
人が集える日が、早く来てほしいです。

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