時代の変革期に淘汰される仕事・淘汰されない仕事＠武士の献立

2020.04.12 by 大図美由紀

【day803】

こんにちは！

ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

週末は、家で映画を観ました。

「武士の献立」です。

江戸時代、加賀藩に仕えた実在の包丁侍一家のお話です。

包丁侍とは、剣術ではなく料理で、将軍家や大名家に仕える武士を揶揄する呼び名です。

武士とはいえ、足軽に近い低い身分なのだそうです。

当代きっての包丁侍・舟木伝内（でんない）。

伝内は、息子・安信（やすのぶ）に家督を継がせたいが、息子はできそこない。

安信は次男だったため、元々は家を継ぐ予定なく、剣術で身を立てようとします。

ところが、長男の急な病死により、突然、家を継ぐことになります。

しかし、現実を受け入れられず、「料理なんてやりたくない」とイヤイヤ仕事をしています。

そこで、伝内は、安信に何とか一人前になってもらいたいと、料理の才がある春を、息子の嫁にと願い、春は嫁ぎます。

そして、父・伝内と嫁・春の仕事（料理）にかける想いが、息子・安信を動かしていきます。

「料理なんて女子供の仕事。包丁侍はつまらない役目」と言う安信に、春はこう言います。

「つまらないお役目だと思っているから、つまらない料理しか作れないのではありませんか？」

加賀藩のお家騒動の中で、包丁侍のお役目を拒否する息子・安信に、父・伝内は、伝えます。

「今、真に、殿に仕え、国を思うならば、一体、何をなすべきか？

剣をもってして、血を流すことが、武士の大事か。

いいや、我ら包丁侍のなすべきは、饗応の宴（徳川、大名たちをおもてなしする宴会）をもって、加賀にかつての晴朗な気風を取り戻すことだ。」

お家騒動で地に落ちた加賀藩を、料理で盛り立てようと言うのです。

父・伝内の包丁侍としての誇りと使命とビジョンに、しびれます。

本当につまらない仕事なんて、ないと思うのです。

どんな仕事だって、使命やビジョンを自覚すれば、誰かのお役に立ち、世の中を変えることができるのです。

平常時、使命もビジョンも自覚すれば、それらは、さらに先の未来へ連れて行ってくれます。

しかし、使命もビジョンも、有事にこそ、さらに力を発揮するのです。

使命やビジョンがあるから、トップは、それを社員に示し、不安な社員さんたちを、奮い立たせ、全社が１つに纏まることができます。

また、コロナをきっかけに、社会に変化が起こり、淘汰される仕事や事業もでてくるでしょう。

しかし、使命やビジョンが明確であれば、例え今の仕事が難しくなったとしても、それはカタチを変えて、必ず実現できます。

あなたの使命やビジョンは、何ですか？

さて、私も、コーチとして、使命とビジョンを全し、世のお役に立つため、「１週間の振り返り会＠zoom」を開催します。

新型コロナに始まる未曾有の変革期を、仲間と知恵を共有し、刺激し合い、勇気をもらって、乗り越えていきましょう。

ぜひ、ご参加ください。

【コロナに負けるな！応援企画】
<経営者限定>厳しい時代を乗り越える！大きな成果を出す人がやっている！
１週間の振り返り会＠zoom

【やること】
この１週間を振り返り、次の１週間の過ごし方を決めます。
※アドラー心理学を使って、前向きな気持ちになる＆いいアイディアが浮かぶ振り返り手法で進行します。

【こんな効果があります】
・良質なクオリティタイムにより、自分が本当にやるべきことが明確になる。
・１週間のPDCAサイクルを回すことにより、行動＆計画がぐんぐん加速。
・いろんな経営者仲間の考えや経験談が聞けて、刺激になる。
・コーチのファシリテーションで、心が整い、元気になる。
・社員さんとも同じステップでやれば、不満やグチが多い社員さんも前向きに行動できるようになる。

ちなみに、前回の様子は、こちらからご確認いただけます。

厳しい時代を乗り越える！大きな成果を出す人がやっている！１週間の振り返り会のご案内

【日程】
4月11日（土）10～11時　満員御礼
4月15日（水）19～20時　満員御礼
4月18日（土）10～11時　満員御礼
4月22日（水）19～20時　満員御礼→追加２名→満員御礼
4月24日（金）20～21時　残席２名　←追加開催！＋時間変更しました！
4月25日（土）10～11時　残席１名
4月27日（月）14～15時　残席１名　←追加開催！