組織の中で対立が起こった時はどうすべきか？＠岩田教授vs菅官房長官

【day752】

こんにちは！

ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

新型コロナウィルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、ウイルス検査で陰性だった乗客の下船が、19日から始まりました。

下船はOKなのですが、２週間隔離対応ではないかと思ってしまいます。

相当の人数を隔離対応できる施設や人員が、準備できないのでしょうか？

さて、感染症対策の専門家・岩田健太郎教授の動画が、話題になっています。

下記は、動画と文字起こしされたサイトです。よろしければ、読んでみてください。

ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機

動画では、専門家である岩田教授が、

１．専門家なら知っている基本的な感染防止対策が、船内で取られていなかったこと。

２．船内に入った岩田教授が感染防止対策の活動を行うことを認められず、下船の指示がでたこと。

などが、語られています。

これに対して、菅官房長官は、「感染拡大防止に徹底して取り組んできている」と反論しています。

どちらの主張も、それぞれの視点で、正しいのだろうと思います。

でも、ここでは、どちらが正しいかより優先されるべきことがあります。

このように「何か解決すべき課題が起こった。さらに、立場により意見が分かれた。」時に大事なのは、「目的を達成するために、その時その時、そこにある全てのリソース（資源）を使って、最適＆最善な策が取れているか？」ではないでしょうか。

今回の目的は、人命救助であり、船内の感染拡大を最小限に留めること。

つまり、専門家である岩田教授のリソース（資源）を活かせなかったのは、もったいなさすぎます。対立している場合じゃないです。

リソースを活かしきれない時、対立が進んでしまう時というのは、「誰かが正しくて、誰かが間違っている」という考えに意識が向いてしまっている時、過去の経験やルールに縛られてしまっている時です。

今回、「DMATの一員として入船したから、通常のDMATの仕事をすること」というルールを逸脱したというのが、岩田教授が下船させられた理由のようです。

ルールは今までの経験の結果を明確化したものです。

ルールは、緊急事態や新しいことに取り組む時、環境が変わった時など、目的遂行のために、見直されていってよいものです。

こんな風に、他人のことだと、「アレ？おかしいよね？」ってすぐ分かりますが、自分のこと自社のことだと、気づきにくいものですよね。苦笑

御社の中でも、正しさにこだわるあまり、新しいアイディアが、潰れてしまっていること、ないでしょうか？

ルール（明文化されてない暗黙ルール含む）や、「今まではこうだったから」と過去の経験にとらわれて、社員を充分に活かしきれてないことないでしょうか？

ちなみに、私のクライアントさんたちでも、サポートにお伺いする度、発見されますよ。

例えば、

とか

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私が、

と言うだけでも、解決すること、たくさんあります。

ぜひ、御社でもやってみてください。「えっ？それじゃなきゃダメ？」です。

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