地元信頼No.１「奇跡の不動産会社」と呼ばれる経営の秘密は？
【day723】
こんにちは！
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日は、所属している埼玉中小企業家同友会・東彩地区の例会に参加してきました。
講演者は、大里総合管理株式会社 代表取締役 野老（トコロ）真理子さん。
大里総合管理さんは、不動産業を営む会社。オーナーが所有する土地の草刈りや監視を代行する、いわゆる土地の管理がメインです。
46年前に設立。年商４~５億円。社員数は３０人程度。社員の1/3は、障害者や引きこもりの方など。
そんな会社が、ナント、地域活動を約300種類も、やっているというのです。奇跡の会社です！
社員さんたちは、「本業が６割で、地域活動が４割」で働いている。
なのに、一度も、赤字を出したことがない。素晴らしい手腕です。
その秘密は、地域活動のスタートにありました。
なんとなく、ボランティアしよう！じゃないんです。
野老社長曰く「気づき力」。社員さんたちの気づき力から、ボランティアが生まれていくんです。
例えば、社員さんが、地域のご年配の方のお話を聞く。お孫さんが、学生時代ピアノを勉強していたそう。でも、今は、弾く機会がない。
↓
自社には、30周年の時に買ったピアノがある。
↓
お昼は、使ってないオフィスがある。
↓
オフィスで、ピアノコンサートをやりましょう！
地域の方のニーズを汲み取って、ボランティアが始まるんです。
しかも、ボランティアの運営方法も、スゴイ。
例えば、有名な講師を呼んでの講演会を開催。
1000円程度ながら参加者からしっかり参加費をいただき、集まった参加費から、講師に講演料をお支払い。つまり、会社からの持ち出しなし。
社員だけの研修より、地域の人も巻き込んでの講演会となると、社員の背筋もピンとして勉強している。
そんなボランティア活動が増えて、大里総合管理が、地域の人が、集まる場になっていく。
すると、リクルートにも、営業にも、お金をかける必要がない。
なぜなら、会社に、「社員募集」と張り紙を貼ると、その張り紙を見た人のご縁で、応募者がやってくる。
同じく、「○○の土地売ります」と張り紙を貼ると、購入希望者がやってくる。
お金をかけて、会社のプロモーションビデオを作らなくても、NHKや他TVなどで、取り上げてもらえる。
私も、こうしてブログで宣伝してますしね。笑
何と言いますか、すごい循環モデルになっています。
社長の手腕は大きいでしょうけれど、それを支えているのは、社員さんお一人お一人の、野老さん曰く「気づき力」。
私の言葉で言いかえれば、しっかり、目の前の人のニーズを深掘りして、周りの方と連携を取りながら実現していける「コミュニケーション力」の高さなのかなと思いました。
組織は、人。お客様も、地域も、人ですからね。
他にも、いろんなお話を伺いました。例えば、「どうやって気づき力を上げていくのか？」などなど。
ブログに書ききれませんので、ご興味のある方は、お会いした時に、聞いてくださいませ。
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