大塚家具のお家騒動に学ぶ、対立を和解させる方法
【day472】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先月、大塚家具のお家騒動が、
和解に向けて、
進展があった話を書きました。
ところが、父である勝久氏は、
娘である久美子社長から要請された、
家具団体の名誉会長就任を、
断っていたそうです。
10日に、勝久氏から大塚家具に
届いた手紙には、
「創業時から協力頂いている
メーカーへの感謝の気持ちを
大切にしたい」
と書かれていたそうです。
なので、和解ならず!
と、ニュースでは、
報道されていましたが、
私は、むしろ、このお二人は、
真の意味で、和解されたのだ
と感じました。
和解って、何でしょうか?
一緒にお仕事ができること?
契約が成立すること?
どちらかの要望を、
相手側が、のむこと?
私は、こう思います。
上下関係やパワーバランスで、
相手を従属させようとするのではなく、
相手を論破したり、否定するのでもなく、
本音のヨコの関係で、
お互いの存在を尊重できる
お互いの未来に祝福を願える
ということではないでしょうか?
祝福を願えるは、
もっと普段づかいの言葉で言いますと、
応援できるでしょうかね。
私は、勝久氏が、
娘である久美子社長を
一人前と認めたからこその
今回の返事だと感じました。
今の状況下で、
もし、勝久氏が、今回の要請を
無条件に受け入れたなら、
それは、久美子社長を、
救わなければならない存在、
自分がいなければ
独り立ちできない存在、
つまり、ある意味で、
経営者としては自分より下であり、
弱い存在だと位置づけた
ということではないでしょうか。
そして、今回、勝久氏は、
あるべき経営者としての姿勢を
久美子社長に、見せたのでしょう。
むしろ、もっと深いところで、
「久美子社長は、もう大丈夫だ」と信じられた、
腹をくくったからできたこと
ではないでしょうか?
一緒に、事業をすることが、
和解や合意ではありません。
前回の記事にも書きましたが、
一緒に事業をするということが、
お互いにとっての
ベストチョイスとも限りません。
もっと広い視野でいったら、
ライバルとして切磋琢磨しつつ、
業界を盛り上げていくことだって
できますしね。
社内で、意見が分かれたり、
対立が起きた時、一番大事なのは、
目先の意見の一致点を見つけようと
することじゃないんです。
どちらかの意見を、
採用することでもないんです。
これをすると、かえって、
泥沼の長期戦になったり、
どちらか、もしくは、両者に、
モヤモヤした気持ちが残ります。
お互いの存在を尊重し、
なぜ、そのような主張をするのか、
理由や背景を、出し合うこと。
そして、お互いが、
満足できる未来を探っていくこと。
それから、合意できる点を積み上げ、
最後に、解決策を導き出すことです。
対立が起こった時は、
ネガティブな感情になりがちですが、
落ち着いて、
お互いの考えや想いを聞き合うことこそ、
解決の近道です。
本日の問いかけ意見が分かれた時、何に気をつけてみましょうか?
理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています\(^o^)/
追伸:ちなみに、過去、
大塚家具ネタ登場記事です。
疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪
このブログをメルマガでも
お届けしています。
ご希望の方は、
下記フォームよりご登録ください^ ^