何人もの退職者をだした失敗から多様な人材活用ができるまで
【day639】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日は、所属している、埼玉中小企業家同友会の経営研究会に参加してきました。
埼玉全県から約500人の社長が集まって、経営の勉強です。
分科会では、同じ所属地区の、株式会社ディクタクス 代表取締役 斉藤 寿和さんの講演に参加。
テーマは、リーダーシップ。
斉藤さんが、しくじり先生として、失敗体験からの復活をお話くださいました。
1つ目の失敗は、「NO2として育てていた社員が失踪」です。
ある社員の人柄と能力を見込んで、NO2として、育て始めました。
どうやって育てたかと言いますと、怒りまくり。ダメ出ししまくり。正論で追い詰める。
期待していたからこその関わりでしたが、NO2は精神的に追い込まれ、10円ハゲができてしまいます。
「このままではマズイ!」と思った斉藤さんは、先輩経営者からアドバイスを受け、一転して、「待つ」を実践することに。
しかし、待つといっても、ガマンして、怒らなくしただけ。つまり、放置。
結果、NO2が頑張るようになり、成果が出始めるも、突然の失踪により退職。
2つ目の失敗は、「何人もの退職者を出す」です。
NO2に任せていた仕事を、残りのメンバーで、こなさなければならなくなり、斉藤さんが、社員にひたすら指示出しをするようになります。
しばらくして、若手女性社員が、突然、辞めることになります。彼女の父親から「統合失調症になったので。」と電話あり。
この後、斉藤さんは、「怒ったら、また辞めてしまうんじゃないか?」と怒れなくなってしまいます。
怒ることもできず、放置もできず、社員にどう関わったらいいのか答えが、出ないまま。
そして、何人もの退職者がでてしまいます。
そんな中、先輩経営者からのアドバイスで、「信じ、任せる」社員教育へのシフト。
やがて、社員さんたちが、主体性を発揮してくれるようになっていきます。
今では、完全リモートワークの社員、ご年配社員の大活躍、初めての新卒採用など、多様な人材と働き方で、活躍してもらえるようになってきたそうです。
講演後は、グループディスカッション。何人もの経営者が「斉藤さんのしくじり、よく分かる!自分もやってきた」と共感の嵐からのスタートでした。
怒る指導で辞められた。放置の指導でお客様が離れていった。などなど、失敗体験談が止まりません。
でも、「もう繰り返したくない。以前の社員さんに謝りたいくらい。人を生かす経営をしたい。」
「そのためには、対話が大事なんじゃないか」と話が進んでいきました。
そうなんですよ!
私も、昔は、怒るか、ガマンして自分が仕事をしまうかの2択しかなくて、とても苦しかったし、上手くいきませんでした。
チームとして、機能していないんだから、当然、成果もでない。
ところが、コーチングを学ぶことで、部下指導が、楽になったんですよね。
楽って言うと、語弊があるかもしれませんが、無理やり引っ張るのではなく、対立するのでもなく、対話をすることで、相手がやる気になってくれる。行動してくれるんですから。
相手の力を活かす合気道のような感じでしょうか。合気道したことないですけど。笑
もし今、社員育成が上手くいっていないなと感じたら、今のコミュニケーションのパターンを見直してみていただきたいです。
違うことをすれば、違う結果が返ってきます。
本ブログでも、さまざまなコミュニケーションのコツをご紹介していますので、試してみていただけたら、嬉しいです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
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