2025年を表す漢字は「転」─変われる組織だけが選ばれる時代

【五感思考day2889】
こんにちは!
人が自立的に動き、
グングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの
大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今年も、いよいよあと2日。
本当に、カウントダウンですね。
さて、先日、
今年の世相を表す漢字が「熊」と発表されました。
正直なところ、
私は、あまりピンときませんでした。
そこで、
この1年を自分なりに振り返ってみることにしました。
思い浮かんだのは——
物価高。
高市内閣。
AIの急速な進化。
フジテレビ問題。
大阪・関西万博。
記録的な酷暑。
「国宝」。
こうして並べてみると、
単発の出来事というよりも、
経済・働き方・価値観そのものが、大きく方向転換している
そんな1年だったように感じます。
そこで、
私が思う「2025年を表す漢字一文字」は——
「転」
です。
物価高は、
「失われた30年」と言われてきた
デフレ経済からインフレ経済への転換。
フジテレビ問題は、
「当たり前」とされてきた構造が
問い直される転機。
大阪・関西万博も、
万博という枠組み自体は古くとも、
プロジェクトの進め方に、
これまでとは違う転じる兆しが見えます。
AIも、
単なる「便利なツール」から、
人の思考や意思決定に寄り添う
パートナー以上の存在へと変わりつつあります。
さらに、アメリカでは、
「ブルーカラーミリオネア」が注目されているように、
働き方・生き方そのものも、
確実に転換し始めていると感じます。
そんな流れの中で、
ふと、ダーウィンの有名な言葉が
頭をよぎりました。
「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。」
生き残るのは、
強い人でも、賢い人でもなく、
変化できる人。
これは、個人だけでなく、
組織にも、企業にも、
そのまま当てはまる言葉だと思います。
環境がこれだけ大きく変わっている中で、
昔のやり方や体制のまま変わらなければ、
組織は、知らないうちに、
お客さまにも時代にも、
選ばれなくなってしまうかもしれません。
だからこそ、
企業も、組織も、
「変わり続ける力」を
持ちたいものですね。
そのために必要なのは、
トップだけが考える組織ではなく、
社員さん一人ひとりが考え動ける。
そして、創発的な場から、アイデアが生まれ、
協働しながら、行動が進み、
チャレンジが自然に起こる組織。
私は、
もう一段飛躍したい経営者、
社員さんの可能性を、もっと生かしたい経営者を
これからも、全力で応援していきます。
本日の問いかけ御社は、何を守り、何を転じていきますか?







