長く一緒に頑張ってきたものと、別れるとき

【五感思考day2889】
こんにちは!
人が自立的に動き、
グングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの
大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、仕事で15年以上使ってきた
エナジーチャイムと、お別れしました。
紐が、ほどけてしまったから。
少し切ない気持ちです。
このエナジーチャイムは、
単なる「道具」以上のモノでした。
一緒に場をつくり、
一緒に悩み、
一緒に頑張ってきた——
まるで同志のような存在です。
そもそも、このチャイムを使い始めたきっかけは、
師匠が使っていたから。
師匠のように、
人と場にいい変化を起こせるようになりたい。
そんな憧れと、
私自身の成長もチャイムの音と結びついていたからです。
初めて手にしたときは、
「これで、私もプロの仲間入り」
そんなふうに、胸が高鳴ったのを覚えています。
実際、このチャイムは、クライアントさんからの評判も、
とても良いです。
会議や研修で、個人ワークやグループワークの終わりに、
「終了です」と言葉で区切る代わりに、
チーン、と音を鳴らす。
それだけで、
「はい、おしまい」の指示命令の雰囲気ではなく、
「よし、次にいこう」という遊び心と前向きな空気が生まれます。
「なんだか、ちょっとワクワクしますね」
「この音、いいですね」
そんな声と笑顔を、何度もいただきました。
音色を明るめに鳴らせば、
「楽しかったね! 次も楽しもう!」
大変なグループワークをやりきった後は、
「いい仕事したね! 頑張ったね! お疲れさま!」
慎重で真剣なアイディア出しの場では、
少し厳かに鳴らして、
「これからも、丁寧に話し合っていこう」
言葉で伝えて従ってもらうのではなく、
音で“感じてもらう”。
すると、人それぞれが感じ、考え、受け取るので、
共鳴や協働が、自然と生まれていきます。
中には、
「会議進行にすごくいいですね」と、
同じチャイムを購入されたクライアントさんもいらっしゃいます。
場を整えるのは、
強い言葉や指示だけじゃない。
ほんの小さな“合図”でもいい。
そんなことを、
このチャイムは教えてくれました。
そして、先日。
簡単に壊れるようなものではないし、
丁寧に使ってきたのに、
紐がほどけたことに気づいて、
さみしくなったと同時に、
ふと思ったのです。
—— あぁ、ここまで使い込んできたんだな、と。
それは、
私自身が、15年以上、
場づくりと本気で向き合ってきた証。
一緒に頑張ってきてくれたことへの、
感謝の気持ちが、自然と湧いてきました。
ありがとう&お疲れさまでした!!
そして、次の同志となる
新しいチャイムを購入しました。
この2代目チャイムと、
どこまで行けるでしょうか?
さらに15年後?20年後?
どうなっているでしょうか?
また、ここから。
第2章のはじまりです!
「道具」や「存在」は何でしょう?
そして、何を一緒に頑張ってきたのでしょうか。







