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弱さを前提にした経営が、組織を最強にする理由

2025.12.22 by 大図美由紀

【五感思考day2884】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、「正垣塾」に参加してきました。

正垣塾は、サイゼリヤ創業者・正垣さんが実践してきた
経営の原理原則を学び、実践する場です。

前半は、その原理原則の全体像を総ざらい。
印象的だったのは、言葉一つひとつの定義が、驚くほど明確なこと。

「なんとなく分かる」
「雰囲気で理解する」

そうした曖昧さが一切なく、
思考と行動をブレさせないための“共通言語”として設計されている。

だからこそ、再現性があり、組織として機能する。
経営は感覚論ではなく、徹底した原理原則の積み重ねなのだと、改めて感じました。

後半は、正垣さんと約28年ご一緒してきた経営者から、
エピソードが紹介されました。

多くの経営者から見れば、正垣さんは
「ウルトラスーパーな経営者」です。

けれど同時に、とても繊細で、弱さを持った方でもある。

あるとき、うっかり車のカギをトランクに入れて締めてしまった。
その出来事を「失敗」で終わらせず、
“これがあったから良かったこと”を一日中考え続けたそうです。

また、災害が起きたときも同じ。
「良かったことにしなくちゃいけない」と、
100個以上、良かったことを挙げたという話には、胸を打たれました。

人は、弱い。
うまくできないこともある。

だからこそ、
人の弱さを前提に、仕組みをつくる。
要領よくできないからこそ、仕組みで補う。

この考え方は、まさに五感思考マネジメントの目的論そのもの。

「何がダメだったか」ではなく、
良かったことや理想の状態に意識を向ける。

ネガティブな出来事を否定するのではなく、
そこから“できること”を増やしていく。

その積み重ねが、人を生かし、組織を強くするのだと、
改めて確信しました。

その後の懇親会(ワインの夕べ)では、
正垣塾生の重鎮の経営者の方々とご一緒させていただきました。

長年の実践に裏打ちされた自負はあれど、
みなさま、本当に謙虚。

「自分はまだまだだよ」と語る姿に、
本物の経営者の在り方を感じました。

こう在りたい、と思える先達と同じ時間を過ごせること。
そのご縁に、心から感謝です。

もう一段、飛躍したい。
社員さんの力を、もっと引き出したい。

そんな経営者を、これからも応援していきます!

本日の問いかけあなたは最近、起きた出来事を「良かったこと」に変換できていますか?
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