社員が自然とやる気になり成果が上がる
仕組みをつくりたい経営者様へ | 大図美由紀

ブログ

ジャズに学ぶ、チームが一気に噛み合う3つのポイント

2025.12.20 by 大図美由紀

【五感思考day2882】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先週末は、経営者の大先輩・椎名茂さん主催の
「クリスマスjazzコンサート」に行ってきました。

ピアノ、チェロ、トランペット。

打楽器、弦楽器と金管楽器。

奏で方も音色も、まったく違います。

それなのに、
演奏が始まると、
ちゃんと「ひとつの音楽」になる。

むしろ、それぞれの音が重なりあって、
ハーモニーが生まれて、
素晴らしい音楽が奏でられていきます。

その様子を見ながら、
「あぁ、これ、組織づくりと一緒だなぁ」
と、何度も思ったんです。

今日は、特に印象に残った3つのポイントを
組織づくりに置き換えて、お話ししたいと思います。

① スタート時、カウントをとってテンポを合わせる

演奏の開始時、
必ずカウントが入ります。

1、2、1、2、3、4。

スタート時に、
「このテンポで始めるよー」と全員に分かるようにカウントを出し、
全員が演奏する曲のテンポを揃えます。

どんなに演奏が上手くても、
テンポがズレれば、
音楽は一気にバラバラになります。

組織も同じですよね。

・今、何を目指しているのか
・何を優先するのか
・どんな制約があるのか
など

全員で守る基準が共有されないまま走り出すと、
それぞれが違うテンポで動き始めてしまう。

だから、足並みをそろえるための基準を共有する。

これが、組織で前に進むための基本です。

② それぞれがソリストになるところは、目でつなぐ

ジャズの面白さの1つは、
ソリストが入れ替わっていくこと。

ピアノが前に出る。
次はチェロ。
次はトランペット。

その切り替え時に、
どうやって繋いでいるかというと――
言葉は使っていません。

目です。

視線を合わせる。
小さくうなずく。

そうすることで、
「次、あなたね」
「任せたよ」
が伝わっていました。

次にしっかり繋ぐまでが前の演奏者の役目であり、
前の人から自然に受け取るところからが次の演奏者の役目。

組織でも、仕事が1人で完結するのではなく、
人を繋いで、部署をまたいで、
お客様にサービスや商品が届いていきます。

それぞれの人や部署に違う役割があります。

そのとき、
前の人から次の人へちゃんと繋いでますか?

自分の担当でない時に、
放置ではなく、見守ってますか?

必要な情報を共有したり、
フォローしたりしてますか?

このお互いのフォローがあるからこそ、
1人1人が力を発揮しながら、
チームで成果を出すことができます。

③ 他の人が時は、手を挙げて称賛

もうひとつ、
とても素敵だなと思ったことがあります。

誰かのソロ演奏が終わったら、
他のメンバーが、
さっとソロ演奏者に向かって手を挙げるんです。

これは、
「演奏、最高だったでしょ!拍手を!」
という合図。

そして、
会場から拍手が起こる。

職場でも、コレ大事ですよね。

誰かが成果を出したとき。
チャレンジしたとき。
いい動きをしたとき。

その時、
承認してますか?
感謝してますか?

承認したり感謝し合える文化がある組織は、
挑戦が増え、
エネルギーが循環していきます。

ジャズを聴きながら、
改めて思いました。

・基準を伝えてテンポをそろえているか
・それぞれの仕事をフォローしながら繋いでいるか
・社員の輝きに、承認や感謝を伝えているか

音楽も、組織も、
本質はとてもシンプル。

御社では、
この3つ、どれができていそうでしょうか?

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ御社では、
① テンポをそろえる基準
② 仕事をつなぐフォロー
③ 輝きを称える文化
この3つ、どれが一番できていそうでしょうか?
一覧に戻る

サービス紹介

社員が自然とやる気になり成果が上がる組織にしたい経営者様のための五感思考マネジメント

よくある質問

お問い合わせ

↑
MENU
TOP