“いい位置にいる人”が組織を勝たせる。パラアイスホッケーに学ぶ連携力

【五感思考day2712】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日、初めてパラアイスホッケーの試合を観戦してきました。
全国クラブ選手権大会。
ビジネスパートナーが日本パラアイスホッケー協会の理事を務めており、お誘いをいただいたのです。
正直、私はアイスホッケーの知識ゼロ。
「ルールも分からないし楽しめるかな…?」という状態で向かったのですが、
いやー、もう圧倒的にオモシロかった!!!
まずはスピード感。
選手たちがソリに乗り、氷上をものすごい速さで滑り抜けていく。
球はスティックで打たれ、こちらもスゴいスピードで滑ったり、飛んだり。
そして、試合は接戦。
どちらも必死の攻防で、手に汗握る試合でした。
しかし、最終的に勝ったのは、「個の技術」というより、「チームの連携」が良かったチームでした。
■勝つチームは、いつも“いい位置”にいる
観ていて感じたのは、連携が良いチームは、
・パスが自然につながる
・こぼれ球を誰かが必ず拾う
ということ。
だから、点を取るチャンスが多いし、攻められた時も防御に安心感があるように感じました。
つまり、“いい位置にいる”選手が多いチームが強い。
各選手が、全体からみて自分がどこにいたらいいのか、把握できているように見えました。
いい位置にいるから、味方の動きが見え、アシストができ、周りが困った時に自然と助けられる。
1人1人に余裕があるから、さらに良いプレーが生まれていく。
そして、勝利をつかんだ。
これは、完全に組織づくりと同じなんです。
■組織にも必要なのは、“いい位置にいる人”づくり
会社でも、成果を生み出すチームには共通点があります。
それは、「自分の仕事だけ」ではなく、「チーム全体を見られる人」が増えていること。
・困っている仲間を自然にフォローする
・次の工程を考えて動く
・情報やパスをつなぐ
・もらったボールを落とさない
こういう人が増えると、チーム全体のスピードと成果が一気に変わります。
パラアイスホッケーの選手たちがまさにそうでした。
■10代〜50代のチーム編成。多様性の力にしびれた
さらに驚いたのは、同じチームに10代〜50代までいること。
年齢も経験も体力も違う。
それでも、スピード感ある連携が成立している。
これはまさに、多様性が武器になるチームの象徴。
今回の観戦を通じて、改めて思いました。
チームを勝たせるのは「個の強さ」ではなく、“自立した個”が“いい位置”にいること。
これが揃ったとき、組織は驚くほど速く、強く、美しく動き出します。
これからも、社員さんをもっと生かしたい経営者を全力で応援していきますね!
本日の問いかけ御社の連携力を上げるために何をしてみましょうか?
追伸:今日点数を決めていた選手を調べたら、日本代表でした!
パラアイスホッケー日本代表は、予選1位通過で、来年のパラリンピック出場を決めてるそう。
ますます興味がわきました!!







