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うつからの回復を促す2つの思考とは?

2025.05.01 by 大図美由紀

【五感思考day2641】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

昨日、クライアントさま先で、社員さんのうつからの回復をサポートしたお話をしました。

うつで休職を繰り返していた社員さんをサポートし、復職。

心身ともに健康度が上がり、今では社長の後継者候補としてリーダーシップを発揮していらっしゃいます。

私はお医者さんではありませんので、お薬はだせません。

では、どのようにサポートしていったのか?

次の2つの思考パターンを育てていきました。

2つの思考とは、

1.自分の心と体の状態に気づき、コントロールできることを増やしていく。

2.いいところにフォーカスをし、「自分が好き」と思う気持ちを増やしていく。

です。

この2つの思考を増やしていくことで、気持ちが落ちにくくなったり、落ちても戻ってこれるようになります。

具体的にはどのようなことをしていくのか?

例えば、1の「自分の心と体の状態に気づき、コントロールできることを増やしていく」の「自分の心と体の状態に気づく」部分は、こんなことをします。

今の自分の心と体の状態を数値化してみるんです。

心だったら、「ものすごく落ち込んでいて、何もやる気がしない」が0点。

「最高に気分がいい感じ!」が10点。

体だったら、「疲れ果ててボロボロ」が0点。

「身体も軽く頭も冴えて、絶好調!」が10点。

点数をつけたら、どうしてその点数なのかを考えてみます。

例えば、

昨日、夜遅くまで仕事を頑張りすぎたから、体が疲れて3点なんだな。

今朝、散歩ができたから、気分がよくて5点なんだな。

といった具合です。

点数をつけて中身を考える、この過程は1分かかるか、かからないかですが、自分の心と体を感じ、向き合う時間になります。

さらに、点数化することで、自分の状態を客観視できるようになるんですね。

これを毎日つけていくと、どんな時に気持ちが落ちるのか上がるのかが、把握できるようになってきます。

例えば、

雨の日は気分が下がりやすい。

朝は調子が悪いけど夜にかけて上がってくる。

金曜日は疲れがたまってきて点数が低い。

などですね。

これをすると、自分の気持ちが落ちっぱなしではないことにも気づけるんです。

落ちた時って、「なんとなく気持ちがモヤモヤする。だるい。」と理由も分からないまま、ずっと調子が悪いと思ったまま、不安な状態になりがちです。

ですので、自分の状態とその理由が分かるだけでも、安心するものです。

さらに、気持ちが落ちっぱなしではなく、上がる時があることに気づけると、回復に向けた1歩を踏み出しやすくなるんですね。

頭で「~しなければならない」「~してはいけない」とムリをして、心や体の声を聴かない状態が続くと、心や体のバランスが崩れてしまうんですね。

だから、心や体の声を聴くことは、元気よく健康にお仕事を続けるために、とても大事なことです。

本日、お伝えしたことは、うつの方に限らず、全員にオススメです。

私も、しばしばやっています。

心と体のいい状態をキープできれば、いいパフォーマンスが発揮できるからですね。

よろしければ、ご自身でもやってみてください。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ心と体の状態は何点ですか?そして、なぜ、その点数なのでしょうか?
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