社員面談を口頭だけでなく○○すると解決策がドンドン出てくる!
【五感思考day2626】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、クライアントさま先で、新任の課長さんの個別面談をしました。
こちらのクライアントさまでは、役職者と月1で個別面談をしています。
新任の課長さんなので、初の私との個別面談です。
すると、課長さんから、こんな質問を受けました。
とってもいい質問です!!
私の個別面談では、口頭で会話するだけでなく、社員さんにいろんなことを紙に書き出してもらいます。
面談のゴールや扱うテーマによって、書いてもらう内容は、都度、異なりますが、例えば、下記のようなことです。
・ビジョン、価値観
・目標(1ヶ月後、3ヶ月後、1年後)
・前回の面談から今回までの間に進んだことや上手くいったこと
・今、悩んでいること
・タスク
・アクションプラン
などなど。
さて、先の
に対する回答は次の3つです。
(書き出すことで期待できる効果1)
考えを整理することができる。
たとえば、
と聞いたとします。
まずは、つれづれ思うがまま話してもらいます。
発想豊かに考えてほしいからです。
そして、たくさんアイディアがでてきたら、
と聞きます。
すると、書き出したものには、
『○○の案件がお客様から喜ばれプロジェクトメンバーからも「このプロジェクトに参加できて良かった!」と言われること』
という感じで、話した中から自分にとって大事なことが選んで書かれます。
(書き出すことで期待できる効果2)
思考のプロセスが、グングン進む。
たとえば、
「○○さんがいつも全然動いてくれない」
と書かれました。
ここから掘り下げていきます。
「言われないと動いてくれない」
「毎月のお店のイベントで何をするか、自ら提案があってもいいのに、私から尋ねないと動かない」
と具体的になっていきます。
書き出さない場合、「○○さんがいつも全然動いてくれない。どうしたら?どうしたら?」
と頭の中をグルグルと堂々巡りして、次に進みにくいんです。
(書き出すことで期待できる効果3)
客観的に自分の考えを見ることができる。
たとえば、
「みんなが連携をとってミスをなくしたい」
「先輩が後輩を指導していける」
「売上○○円達成」
「納期前に納品できるよう、余裕をもった工程管理が行われている」
「誰かが急に休んでも、カバーし合える体制がある」
と出てきます。
書き出してみることで、「意外と少なかった!」ということがあったり、
その中から「これが、今、一番大事!」と判断することができます。
これが、頭の中にある時は、考えがいっぱいいっぱいアレもコレもあり、整理がつきません。
また、話すだけですと流れていってしまって、あとで「何だっけ?」となったりするんですよね。
書き出すことはかなりパワフルです!!
書き出しによる思考整理術を実践することで、多くのクライアントさまから「社員さんの本業のパフォーマンスが驚くほど伸びている」と、おっしゃっていただいています。
社員さんと対話する際に、書き出しをしてもらいながら進めるのは、オススメです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日のチャレンジ課題社員さんとの対話を、書き出してもらいながら進めてみましょう