桜とかけて人材育成と説く。その心は、、、
【五感思考day2616】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今年は、例年以上にお花見のタイミングが難しいですね、、、。
初夏の気温になって少し咲いたら、次の日には雨で寒くなって早く咲いた花が散ってしまって、葉桜になっている樹も。
東京では、明日は雨予報なので、本日が満開を楽しむ最終日でしょうか?
下記の写真は、先週の日曜、近所の河原での旦那さまとのお花見です。
さて、桜の季節になると必ず思い出すのが、吉田兼好さんの「徒然草」!
渋いですかね?笑
中学生の時に古文の教材で出会って以来のファンです。
当時の私にとっては、インパクトがある考え方ばかりでした。
最もインパクトがあったエピソードの1つが、「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。」で始まる137段。
現代語訳しますと、「桜は満開、月は満月だけを見るものだろうか、いや、そうではない。」ですね。
満開の桜よりも、今にも咲きそうな梢や散った花びらが舞う庭にも趣があって、想像するのが味わい深くて、面白い。といった内容が、その後に続きます。
中学生の私は、「咲き始めか?満開か?散りぎわか?どのタイミングの桜を見たいか?」と問われたら、間違いなく、「満開でしょ!!」。
吉田兼好さんの不足を面白がれる感性に、ビックリしたものです。
満開のように、一見、完璧なものだけが、いいのではなく、全てのタイミングにその時々の楽しみ方があるのだということ。
そして、それは、その人の想像力や受けとめ方次第なのだということを、教わりました。
この考え方は、人生の全てのこと、モチロン、人材育成にも当てはめられますよね。
人材育成も各社員にいくつかのステージがあり、サイクルが繰り返されています。
新人時代、覚えも遅くてなかなか上手くこなせない。
その後、成長してバリバリと成績を出せる時期になる。
ところが、異動したり、扱うサービスが変われば、また四苦八苦。
プレイヤーとしては十分だから、そろそろプレイヤーからマネージャーに役割を変えてほしい。しかし、まだまだで。
なんて、常に全ての社員が順風満帆、右肩上がりとはいきません。
いろんなタイミングがあります。
そして、その時その時に応じて、成長の伸びしろがあります。
「いやー、これ以上は○○さん無理なのかな?」
「△△さん、ダメだなー。」
なんて、思ってしまうことあると思います。
それでも、どんな時でも、諦めずに関わり続けること。
諦めたら、終わりです。
すると、意外な社員が活躍するようになったり、ある時、グングン成長したりするものです。
優秀な社員やグングン成長している社員だけでなく、どんな時でも、社員さんの伸びしろを感じ、いろんな状況で人材育成を面白がれるようになれるといいですよね。
何事も面白がれた方が、いい結果がでますので。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ社員さんの成長を促すために、何をしてみましょうか?