社員の最大パフォーマンスを引き出す3つの目標設定とは?
【五感思考day2597】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
4月からの新年度に向けて、先月今月で目標設定をされる企業さまも多いですよね。
社員さんにいかんなく力を発揮してもらう点でも、チームとしてのまとまりを強化させる点でも、目標設定は大きな役割を果たしてくれます。
どんな風に目標設定するかで、結果が全然変わってきますからね。
ところが、目標設定について、けっこう適当な企業も多いんです。
クライアントさんをサポートする時、目標設定をしっかりやるだけでも、
といった声をいただくことも、多いです。
目標設定は、社員さんが力を発揮する環境づくりにおいて、大事な要素です。
どんな目標設定をするかで、社員さんのモチベーション、さらにはパフォーマンスが変わってきます。
社員さんお一人お一人のパフォーマンスを最大限に引き出し、いい成果を出していきましょう。
私は、昔、目標設定が苦手でした。
部下だった時は、「自分で考えろって言うけど、どうせ、会社の都合のいいように変えられるんでしょ。それなら、最初から、会社側で立てた目標でいいのに。」と、目標設定はやらされ感満載。
目標設定のための面談は、苦痛でしかありませんでした。
上司になっても、中間管理職でしたから、経営側と部下との調整役で、板挟み。
ムダに気苦労ばかりしていました。
だから、目標設定の難しさや、イヤに思う気持ち、とてもよく分かります。
そんな私も、五感思考マネジメントを活用することで、目標設定や面談が、楽しいものになりました。
そして、今では、やりがいを感じながら仕事をするためには、欠かせないものだと思っています。
しかし、たくさんの会社の目標設定に関わらせていただく中で、上司が良かれと思ってやってることも、知らないうちに、部下の成長を鈍くさせる目標設定になってしまっている現場に立ち会うことがあります。
と言いますか、そのようなケースは、かなり多いです。
そこで、本日は、社員さんのやる気がでる目標設定のヒントの1つをお届けします。
どんな目標がいい目標だと思いますか?
私の答えは、部下のやる気が上がって行動したくなる目標が、いい目標です。
そして、どんな目標設定をすると、やる気が上がるのかは、人によって違うんです。
まず、そもそもどんな目標設定の種類があるのか、ご紹介しますね。
目標達成の難易度別に3種類の目標があります。
1つ目は、ワクワク目標。
やれるかやれないかは、一旦脇において、これが出来たら最高に、嬉しい!目標です。
難易度は3つの中で一番高いです。
2つ目は、必達目標。
せめて、これくらいは達成しておきたい、ギリギリラインの目標です。
難易度は3つの中で一番低いです。
3つ目は、ストレッチ目標。
その中間。頑張ったら、手が届きそうな目標です。
そして、社長や幹部層など、いわゆる、できる方は、ワクワク目標を立てると、やる気が上がる方が多いです。
「最初から必達目標しか立てないなんて、やる気がなさすぎる」と言う方たちです。
頑張ってもらおうと、部下にもワクワク目標を立てさせます。
しかし、全員がワクワク目標でやる気が上がる訳ではありません。
やる気が上がる目標設定で大事なことは、やりたい感とやれる感が高いものにすることです。
ワクワク目標は、やれる感が下がってしまって、やる気が下がってしまう方もいるんですね。
3つの内どの目標が部下のやりたい感とやれる感が上がるのか?
それは、話してみないと分かりません。
部下の表情や声、エネルギーで、見極めます。
難しそうでしょうか?
大丈夫です。
慣れです。
意識して部下の様子を見ていれば、分かるようになってきます。
もし自分たちだけでは難しいなと思われたら、ご相談ください。
これができれば、想像以上に部下がどんどん行動して、結果を出してくれるようになります。
五感思考マネジメントを導入している会社では、みなさま、立てた目標以上に行動してくださり、「すごい!そんなにやったのー!!?」と毎度ビックリしてしまうくらいです。
3種類の目標設定と部下の様子を見ること、ぜひ、やってみてくださいね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ来期の目標設定は、社員さんに本気を出してもらうために、何をしてみましょうか?