管理職が動かないのはやる気の問題ではない!?
【五感思考day2506】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
クライアントさんや経営者仲間から、
というご相談をよく受けます。
特に、役職者に対してヤキモキしていらしゃることも多いです。
役職者とは、部長・課長、店長、院長、工場長、施設長など、さまざまです。
とおっしゃいます。
「平じゃなくて役付きなんだから、責任があるんだから、頑張ってよ!」ということですよね。
ところが、役職者が責任を果たしてくれない問題は、やる気の問題ではないことも多いです。
ちなみに、能力や経験の問題でもありません。
何だと思いますか?
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役職の役割が明確でないんです。
明確でないとは、明文化されておらず、経営者の頭の中にしかないんです。
「そんなん、普通、分かるだろ!」となっているんですね。
ところが、上手くいってないケースでは、経営者が望んでいることを社員さんは、ほぼ分かってないです。
方向性や大体揃っていたとしても、求める基準や範囲が違っていることは、ほぼ100%です。
求める基準や範囲が違っているのは、当たり前なんですよね。
お互いの経験が違う、意識していることが違う、情報量も違いますので。
ですので、明文化できるといいですね。
明文化すると、やってほしいことのすり合わせがしやすくなります。
中小企業の場合、
「誰かチームをまとめる人が欲しい。○○さん頑張ってるから、マネージャーでいいか!」
「○○さん頑張ってるから、役職つけようか!」
といった感じで、役職と役職者が誕生することも多いでしょう。
このような場合、後からでも、役職の役割および役職者に求める要件を明確にして、ルール化しておくことを、オススメします。
先々、役職者の教育が楽です。
役職者の言動に「イライラしちゃうなー」「もっと頑張ってほしいのになー」と思われたら、役職の役割と求める要件をルール化してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ役職の役割と求める要件をルール化されていますか?