社員面談はもうこりごり!?
【五感思考day2473】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、新しいクライアントさんから、こんな相談を受けました。
社員面談という新しいチャレンジをされていらっしゃることは、とても素晴らしいことです。
さらに、「会社をもっと良くしよう!社員さんともっと話をしてみよう!」という思いから、社員面談をすることにされたそうです。
ステキな想いで始めたにもかかわらず、「とりあえず、社員さんと話をしようか」と何にも考えずにスタートすると、社員さんの不満大会になってしまうことがあります。
こちら側に意図があって社員さんの不満を聞くのはOKです。
しかし、こちら側の意図なく、なし崩し的に不満を聞くだけになりますと、社員面談がかえって社員さんとの距離を作ってしまうことがあります。
このまま放っておいたら、「社長は気持ちが下がる。社員の不満は聞いたけどすべて対応しきれるわけではない。」⇒「社員は社長に対する期待値が下がり、不満がさらに増大する。」の負のループが始まりかねません。
負のループを防ぐためには、まず、「社員面談の目的やゴールを明確にすること」です。
そして、「社員さんと社員面談の目的やゴールを共有すること」の2つが大事です。
面談の目的、例えば、
・仕事の評価を伝えるため
・仕事上で困っていることを聞き出すため
・目標設定をするため
・これからの会社の方針を共有するため
・キャリアプランを相談するため
などなど。
ゴール設定もいろいろありますね。
例えば、目的が「社員との信頼関係を強めるため」でも、
・プライベートも含めてざっくばらんな近況を聞き、社員のことを知る。
・社員に対して気になっていることを本音で話して、向かう先を揃える。
・仕事をしている中で不安や不満に思っていることを話してもらい、社員さんに気持ちをスッキリしてもらう。
などなど。
この辺が曖昧なまま面談をしてしまうと、時間をムダにしてしまうだけでなく、せっかくの面談がマイナスに作用してしまいかねません。
ぜひ、目的やゴールを明確にしてから、面談に臨んでみてくださいね。
モチロン、実際に面談で対話を始めてから、違うなと思ったら、目的やゴールを修正していただいて大丈夫です。
事前のシミュレーションがあるかないかで、随分、結果は違います。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!