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ホメて伸ばすはウソ?

2024.10.20 by 大図美由紀

【五感思考day2455】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

昨日は五感思考マネジメント上級講座(週末クラス)でした。

講座では毎回、前回から今回までの振り返りをしてから、メインテーマを扱います。

五感思考マネジメントでは、行動したこととその結果を振り返り、次に活かすことを大事にしています。

人材育成や組織づくりに、絶対的な正解不正解はありません。

ですので、実践したことから学び、自分たちにとっていいパターンを見つけていける力を育てたいからです。

昨日は、振り返りの中で、

社長
よく「ほめて伸ばす」って言いますが、やはり、ホメた方がいいんでしょうか?

とご質問がありました。

さて、私はナント答えたでしょうか?

答え1.はい!ドンドンほめてください!

答え2.いや、ホメると甘えるんで、ホメなくていいです。

さぁ、実際の答えは、、、

 

上記のいずれでもなく、、、

大図
そうですねー、ホメが具体的に何を指しているかに寄ります

でした。

組織づくり&人材育成のプロとしては、一般的に「ホメる」と言われているものの中にも、オススメなものとオススメではないものがあります。

そこで、本日は、何がオススメで何がオススメではないのか、ご紹介していきますね。

まず、「ホメ」は”何を”ホメるかで、3種類に分けられます。

次の3種類です。

1.結果承認

行動によって作られた結果や成果に対して、その価値を認めること。

例えば、営業マンでしたら、「今月の契約金額、良かったね!」など。

2.プロセス承認

現在行っている行動やこれまでのプロセスに対して、その価値を認めること。

例えば、営業マンでしたら、「今月、見込み客にたくさん訪問してたものね!すごいね!」「○○さんにお礼状書いたり、お客様との関係性を大事にしていて、素晴らしいね!」など。

3.存在承認

何もしなくても、存在自体の価値を認めることです。

例えば、「○○くんと一緒に仕事が出来て、嬉しいよ。」「○○くんがいてくれることで、みんなの士気が上がってる気がするんだよね。」など。

さて、どれがオススメでどれがオススメではないでしょうか?

打たれ強い、困難を乗り越える力を一番育ててくれる承認は、「存在承認」です。

存在承認は、根拠のない自信、つまり、「なんとかなる!」と踏ん張れる力を育ててくれます。

一方、結果承認しかされないと、「結果がでれば楽しいけど、結果がでないと楽しくない」という根拠のある自信が育ちます。

結果を出せない時に、「自分はダメな役に立たない存在」と自分を捉えて、ポキッと折れてしまうこともあります。

ということで、何をホメるか、困難を乗り越える力を育てるランキングで言いますと、

1位:存在承認

2位:プロセス承認

3位:結果承認

です。

さて、ホメは「ホメ方」によって2種類に分けられます。

こちらは、また明日にお伝えいたしますね。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ社員の困難を乗り越える力を一番育てるホメ、いつ誰にしてみましょうか?
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