ホメて伸ばすはウソ?
【五感思考day2455】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日は五感思考マネジメント上級講座(週末クラス)でした。
講座では毎回、前回から今回までの振り返りをしてから、メインテーマを扱います。
五感思考マネジメントでは、行動したこととその結果を振り返り、次に活かすことを大事にしています。
人材育成や組織づくりに、絶対的な正解不正解はありません。
ですので、実践したことから学び、自分たちにとっていいパターンを見つけていける力を育てたいからです。
昨日は、振り返りの中で、
とご質問がありました。
さて、私はナント答えたでしょうか?
答え1.はい!ドンドンほめてください!
答え2.いや、ホメると甘えるんで、ホメなくていいです。
さぁ、実際の答えは、、、
上記のいずれでもなく、、、
でした。
組織づくり&人材育成のプロとしては、一般的に「ホメる」と言われているものの中にも、オススメなものとオススメではないものがあります。
そこで、本日は、何がオススメで何がオススメではないのか、ご紹介していきますね。
まず、「ホメ」は”何を”ホメるかで、3種類に分けられます。
次の3種類です。
1.結果承認
行動によって作られた結果や成果に対して、その価値を認めること。
例えば、営業マンでしたら、「今月の契約金額、良かったね!」など。
2.プロセス承認
現在行っている行動やこれまでのプロセスに対して、その価値を認めること。
例えば、営業マンでしたら、「今月、見込み客にたくさん訪問してたものね!すごいね!」「○○さんにお礼状書いたり、お客様との関係性を大事にしていて、素晴らしいね!」など。
3.存在承認
何もしなくても、存在自体の価値を認めることです。
例えば、「○○くんと一緒に仕事が出来て、嬉しいよ。」「○○くんがいてくれることで、みんなの士気が上がってる気がするんだよね。」など。
さて、どれがオススメでどれがオススメではないでしょうか?
打たれ強い、困難を乗り越える力を一番育ててくれる承認は、「存在承認」です。
存在承認は、根拠のない自信、つまり、「なんとかなる!」と踏ん張れる力を育ててくれます。
一方、結果承認しかされないと、「結果がでれば楽しいけど、結果がでないと楽しくない」という根拠のある自信が育ちます。
結果を出せない時に、「自分はダメな役に立たない存在」と自分を捉えて、ポキッと折れてしまうこともあります。
ということで、何をホメるか、困難を乗り越える力を育てるランキングで言いますと、
1位:存在承認
2位:プロセス承認
3位:結果承認
です。
さて、ホメは「ホメ方」によって2種類に分けられます。
こちらは、また明日にお伝えいたしますね。
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