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月うさぎと組織づくり

2024.09.17 by 大図美由紀

【五感思考day2422】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

昨晩は、中秋の名月。

お月見されましたか?

昨日の東京の空は晴れて、まんまるなお月さまがくっきり見えました。

どうして、お月さまにはうさぎがいるかご存知でしょうか?

以前、調べてみたら、インドの伝説にまつわる仏教説話からきていました。

こんなお話です。

『昔、あるところにウサギとキツネとサルがおりました。ある日、疲れ果てて食べ物を乞う老人に出会い、3匹は老人のために食べ物を集めました。サルは木の実を、キツネは魚をとってきましたが、ウサギは一生懸命頑張っても、何も持ってくることができませんでした。そこで悩んだウサギは、「私を食べてください」といって火の中にとびこみ、自分の身を老人に捧げたのです。実は、その老人とは、3匹の行いを試そうとした帝釈天(タイシャクテン)という神様。帝釈天は、そんなウサギを哀れみ、月の中に甦らせて、皆の手本にしたのです。』

そんな由来があったとは!

さて、先の仏教説話は、自分の身を投げ出しても人を救おうとしたウサギさんの美しい心を讃えるお話です。

尊い話ではありますが、五感思考マネジメントのベースになっているアドラー心理学的には、自己犠牲はナシです。

アドラー心理学的には、誰かが幸せになるために誰かを犠牲にするのではなく、みんなが幸せを目指します。

ですので、誰かが誰かのために自己犠牲的なムリをしたりガマンをしたりは、オススメしません。

メンバー全員が自分らしく協力し合って、みんなが幸せを目指します。

もう少し分解しますと、全員が幸福の3条件を増やせるようなプロセスとゴールを目指します。

幸福の3条件は次の3つです。

1.自分が好き(自己受容)
2.人は信頼できる(他者信頼)
3.私は貢献できる(貢献感)

「私は貢献できる」には自己犠牲は含みません。

先の説話だったら、ウサギさんが食べ物を持ってこれなくても、料理が上手だったら、木の実と魚をよりお腹が膨れるように美味しく料理するとか。

ダンスが上手だったら、ステキに踊って、空腹を忘れるくらい、心を和ませるとか。

これから先も飢えないために、木の実の一部を育てるとか。

死ななくてもウサギさんが貢献できること、何かあったのではないかと思ってしまいます、、、。

五感思考マネジメントの組織づくりでも、自己犠牲はオススメしません。

誰かが犠牲にならなければならないやり方は続かないからです。

みんなが幸せな状態が最大限にパフォーマンスを発揮できる状態であり、最も成果が出ると考えるからです。

経営者も社員もお客さまも関わる方々みんなが幸せな組織をつくっていきたいですね。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ自己犠牲のない貢献が増える組織になるために、何をしてみましょうか?
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