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厳しく叱って社員が奮起するには3つの条件が必要

2024.08.28 by 大図美由紀

【五感思考day2403】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、クライアントさまの経営者から、

社長
大図さんにサポートをお願いする前、まわりから出来ない人として、ダメ出しばかりされてた社員の○○の成長が、すごいんです!まわりの社員たちも、明らかに「アイツ、すごい頑張ってる!成果も出始めてるし。」と見る目が変わってきました。それらをきっかけに、会社の雰囲気が変わってきたのを感じます。
社長
以前は、この会社を誰に継がせたらいいんだろうかと、ピンときていなかったけど、若い世代が会社を背負って立っていく姿がリアルに感じられるようになりました。

とおっしゃっていただきました。

とても嬉しいです!!

こんな風に、社長も社員さんもお互いに可能性をどんどん伸ばしていける。

そんな会社が増えていってほしいです。

社員の可能性を伸ばすために、先日クライアントさま先でお伝えしたことを、本日はシェアさせていただきます。

それは、「結果の評価をすること」と「社員を成長させる関わり」を切り分けることです。

ところが、混同して一緒くたな関わりをしてしまっている方が多いです。

それでは伸びるものも伸びなくなってしまい、とてもモッタイナイんですね。

どういうことか、具体的にご説明していきますね。

例えば、ある社員さんに1,000万円の売上目標を設定しました。

ところが、結果は600万円でした。

そこで、

社長
お前、何やってんだ!!こんなんじゃ、ダメじゃないか!!もっとしっかりやれ!!

とその社員さんに伝えたとします。

このコミュニケーションの目的は、結果の評価でしょうか?

社員さんを成長させる関わりでしょうか?

何だか、どちらにも繋がってなさそうですね。

経営者の方の利益未達への焦りや将来への不安。

思い通りに人が動かない苛立ちなどの感情を、そのまま相手に吐き出したように感じます。

これが、社員さんの成長に繋がるケースは、下記3点に当てはまる場合です。

1.経営者と社員さんの信頼関係がしっかりできている。

2.社員さんは、1,000万達成という自分の職務上の役割を認識し、目標を達成したいと思っている。

3.社員さんが、苦痛回避によるモチベーション傾向が強い。

注)問題や苦痛を避けるためにモチベーションが上がりやすい人と、目的や快追求のためにモチベーションが上がりやすい人がいます。

この3つが満たされていない場合、上司側に奮起させようとする意図があったとしても、かえって、部下のやる気をくじいてしまいます。

つまり、かえって、目標達成から遠ざかってしまうコミュニケーションになってしまうんですね。

では、この場合、どう関わったらいいのでしょうか?

また長くなってきましたので、続きは明日に。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日のチャレンジ課題あなたがとっているコミュニケーションの目的を考えてみましょう。
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