理想の職場をつくるには?@ラーメン赤猫
【五感思考day2388】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
お盆突入ですね。
いかがお過ごしでしょうか?
私は、FBに流れる旅行や帰省の写真を観ることで、お盆休みを感じています。
昨日は、夏季休暇のないクライアントさんと打ち合わせをしたり、サポートの準備をしていました。
そして、今週は少しゆったりと時間が流れています。
そこで、最近ハマったのが、マンガ「ラーメン赤猫」です。
「ラーメン赤猫」は理想の職場の1つです。
※フリーの壁紙です。
設定は明確に示されていませんが、現代の日本。
自立したい猫が集まって、ラーメン屋「ラーメン赤猫」を営んでいます。
働く猫は人間社会的には弱者のようで、みなさん、相当苦労しながら、お店を経営されていらっしゃいます。
経営者が猫だからという理由で、やはり「大丈夫?」と思われていて、起業初年度から税務調査に入られています。
飲食店ですので、毛が料理に入ってはいけません。
仕事中に猫毛が抜けないようにするには、過酷な訓練が必要で、なかなかクリアできる猫がいないそうです。
ですので、猫さんたちは並々ならぬプロフェショナリズムで、試行錯誤しながらお店をやっています。
そんな「ラーメン赤猫」に、人間の若者が初めてパートとして雇われるところから物語が始まります。
CEOや店長は人手が欲しくて、人材募集をしたので、「助かるー」と受け入れてくれます。
一方、「うちは猫の店というのがウリなのに人間がいるなんて!」と嫌がる猫の社員もいます。
人間は猫の店だと知らずに採用面接にいったこともあり、とまどいながらの仕事スタート。
人間の若者は、最初は慣れない職場環境に怖気づいていますが、ある時から、積極的に動くようになり自ら提案もするようになっていきます。
ある時とは、人間の若者が、猫たちの過去に興味を持ち、話を聞くようになったところからです。
猫たちに尋ねていきます。
「どうしてこの仕事をしているのか?」
「このお店にくる前は何をしていたのか?」
仕事を始めたきっかけや、仕事をする中で感じていることを、その時々の出来事を、嬉しさや悔しさなどの感情を伴って思い出したストーリーを聞いていきます。
仕事や人生(猫生?)の嬉しさや悔しさ、悲しさ、楽しさを共有していくんです。
相手のストーリーに興味を持ち共有することで、信頼関係が築かれていきます。
すると、相手が何を大切にしているのか、何を望んでいるのかが分かって、相手のために動けるようになっていくんですね。
先日、クライアントさんの管理職の方とお話をした時も、
とおっしゃっていただきました。
「相手に興味関心を持つ」ことは、人間関係の基本です。
ところが、多くの経営者が、社員さんとの関係になると、指示・命令や評価のコミュニケーションに偏りがちです。
業務連絡的なコミュニケーションばかりですと、自立的に動く社員さんは育ちにくいです。
一方、信頼関係を築くことができると、業務遂行がよりスムーズにいったり、社員さんが自立的に動いてくれるようになります。
自立的に動く社員さんを増やしたかったら、ぜひ、社員さんに興味関心を持つ、そして、社員さんのストーリーを聞いてみていただきたいです。
「既にやってるよ」という方は、それを社員さん全員がお互いにできるようになるには何ができるかを、考えてみてくださいませ。
社員さんたちが自立的に動き、いい連携を取りながら、グングン成果がでる組織になりますよ。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!