社員に注意しても行動を変えない理由とは?
【五感思考day2363】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
という経営者のお困りごと、よく伺います。
実は、ほんの少し言い方を変えるだけで、お困りごとが解決することがあります。
それは、社員さんに「○○するな」と否定形で伝えていませんか?
脳は否定形を理解しません。
例えば、社員さんに「受け身になるな」と言ったとします。
すると、社員さんは「受け身になるな」と言われれば言われるほど、「自分は受け身」が刷り込まれていくんですね。
また、「○○するな」という言い方は、基本、相手をネガティブな気持ちにさせます。
本当にここぞという時、緊急時には使っていいんですけど、普段使いをしてしまうと相手の気持ちを下げてしまいます。
職場でよく使われる「○○するな」の事例、例えば、
「ミスをするな」
「ボケっとするな」
「あきらめるな」
などでしょうか。
いかがでしょう?
よく使ってます?
社員さんに言ってみて、有効ですか?
有効というのは、伝えたことによって、社員さんが行動を変えていますか?
「○○するな」を日常使いすると、してほしい行動をしてもらいにくい上に、社員さんの気持ちを下げてしまいます。
では、どのように社員さんに伝えるといいか?
「○○してほしい」という言い方に変換するんです。
すると、同じことでも、ポジティブな印象を相手に与えやすくなります。
さて、では、「ミスをするな」は、どのように「してほしい」変換しましょうか?
例えば、
伝票入力の場合、「丁寧にチェックをしてほしい」
工場だったら、「マニュアルどおりに操作してほしい」
レストランのフロアスタッフだったら、「お客様の注文を復唱してからオーダー入力するように」
などなど、いろんな言い方ができますね。
伝え方をちょっと工夫するだけでも、相手が気持ちよく動いてくれるようになってくれますよ!
ぜひ、試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!