不満ばかりの社員が行動するようになった件
【五感思考day2326】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
最近の東京は、グッと気温が上がって30℃。
気温差が激しくて体調崩されている方がチラホラいらっしゃいます。
お互い体調管理に気をつけてまいりましょう。
さて、先日、クライアントさまの部長から、こんな悩みを伺いました。
あるあるな悩みですよね~。
さて、これをどう解決したでしょうか?
そのヒントとなるクイズを出題です!
このクルマの駐車スペースは、何番でしょうか?
考えてみてくださいね。
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いかがでしょう?分かりましたか?
答えは、そうです!
「87」です!
この数字は、運転手の目線から読めるようになっているんですね。
自分の立ち位置からのみ物事を見ていると、気づけないことがある。
相手の目線に立って考えてみると、なぜ、今の状況が起こっているのか見えてくるものがあります。
そうは言っても、自分では、なかなか相手の目線に立つのは難しいものです。
今までの経験、自分の主張やこだわりが、ありますからね。
それらが、楽に自然に解決して、相手の目線をすっと感じることができる技術が、五感思考マネジメントにはあります。
ポジションチェンジという技術です。
いろんなやり方がありますが、今回は、フセンを使って、解決策を考えることにしました。
まずは、部長と課長の2人の関係性を、フセンを使って見える化します。
心の距離と向きをフセンの距離と向きで、表現するんです。
向きとは、目指しているものが同じ未来で、2人とも同じ方向に向かって進んでいると思えるなら、フセンも同じ向きで置きます。
例えば、目指している未来が一致しておらず、お互いまったく違う方向に向かって進んでいると感じているなら、フセンも反対方向を向いているように置く。
距離とは、ツーと言えばカーと分かるぐらいお互いの気持ちが知れていて、心の距離が近いと感じているなら、2つのフセンも近くに配置。
例えば、「アイツ、何考えてんのか分かんないんだよなー」と心の距離が遠いと感じているなら、2つのフセンを離しておいてみる。
下の写真のように。
青いフセンが部長。緑のフセンが課長。
真っ直ぐ前を向く部長のすぐ後ろに、やや違う方向を向いて、困った表情の課長がいる。
そして、それぞれが、今の状況をどんな風に感じているのか、聞いていきました。
ひとしきり、気持ちが出せたら、
今度は、理想の未来を表現してもらいました。
こんな感じ。
2人とも横並びで、一緒に同じ未来を見ている。
課長は、エネルギー低めの緑から、エネルギー溢れるオレンジにパワーアップしています。
2人がどんな会話をして、それぞれどんな気持ちでいるのか想像してもらいました。
とアクションが出てきました。
頭の中で考えていると、「なんでできないんだ!」「どうしたらいいんだ?」とグルグルしてしまうこと、ありますよね。
ところが、フセンを使って、現状と理想の未来と、視点を変えながら、見える化することで、不思議と腑に落ちるアクションが見つかってしまいます。
このプロセスで、問題が解決するまで20分。
この早さはプロのワザですが、ご自分でやられても、モンモンとアタマの中で考えているより、ずっと早いです。
ちなみに、実際、先の部長さんからは、その後、「課長がいい動きをするようになりました!」と報告をいただきました。
嬉しいです!!!!
あなたも、ぜひ、いろいろ試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!