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社員の給与と成果がつりあわない

2024.06.05 by 大図美由紀

【五感思考day2319】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、クライアントさまから一部の社員の給与についてのご相談を受けました。

一部の社員とは、先代社長の身内の方ですね。

彼らにお支払いしている金額と、彼らの会社に対する貢献度、つまり、成果が見合ってないといった内容です。

今回のケースは特殊事情もありますが、社員さんのパフォーマンスが悪いと、社員さんをコストに感じて悩まれること、ありますよね。

社員さんをコストに感じるような時は、

社長
お前、仕事してんのか?

と言いたくなりますよね。

仕事をしないと言っても、お分かりのとおり、全く仕事をしていないということではないです。

期待に応えた働きがないとか、雇うためにかかっているコスト以上の働きがない、ということです。

そのような状況では、経営者は経営の最終責任者で、事業を継続していかねばなりませんから、社員さんが重い荷物のように感じられてしまいますよね。

大袈裟ではなく、こんな感じでしょうか。

このような状況を改善するには、社員さんに変わってもらわなければなりません。

では、どうやって変わってもらいましょうか?

機械やモノではないので、社員さんを修理する訳にはいきません。

私がお伝えしていることは、コミュニケーションによって、相手に変化を起こしていくことです。

では、社員さんにどう関わればいいのか?

こういう時は、五感思考マネジメントのポジションチェンジという技術を使います。

社員さんが「どうなったらいいのか?(理想の状態)」や「そのためにどう関わったらいいのか?(手段)」を見つけていける技術です。

「どうしたらいいんだろう?」と手段で悩んでいる時は、頭の中でグルグルと考えていても、答えはでてきにくいです。

ところが、このポジションチェンジをすると、不思議なくらい、するりと答えがでてきます。

どんなことをするかと言いますと、2人の関係性を、イスやフセンなどのモノを使って見える化して、それぞれの立場を体験するんです。

例えば、下図の6と9と言っている人の立ち位置を変える感じです。

最初は、自分の位置から、6とか9とか見えたようにそれぞれの意見を言います。

ところが、場所を入れ替わって、相手の立場に立つと、なぜ6と言っていたのか、なぜ9と言っていたのかが、分かります。

相手を知ることで、どう関わったらいいのかも、分かってくるんです。

次の写真は、イスを使って、管理職のみなさまが部下への関わり方をシミュレーションしています。

長年悩んできた部下のことでも、5分10分くらいのシミュレーションで、どのように部下に関わったらいいのか、分かります。

五感で考えると、直観力が起動され、「こうしたらいいのか!」とスッキリと腑に落ちる関わり方が見つかるんですね。

この「五感で考える」を使って「社員のやる気を引き出すために、どうしたらいいのか?」と悩まなくてすむ方が増えてほしいです。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ気になる社員さんを成長させるため、何をしてみましょうか?

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