やる気は上げようとすると難しい
【五感思考day2313】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
本日から来週にかけて、大雨予報。
空梅雨も困りますが、大雨続きも困りますよね。
低気圧や湿度の高さで、疲れやすくなります。
この時期は、「なんだか調子が悪い」「どうも、やる気が上がらない」とおっしゃる社員さんも多いです。
社員にやる気がないなら、「やる気を上げていくぞ!」と社員に活を入れていかなきゃなと思われる経営者も多いでしょうか。
実は、やる気は上げようとすると難しいです。
社員さんにやる気を出してもらう問題は、多くの経営者の方が悩まれていますが、それには然るべき理由があります。
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。」という言葉をご存知でしょうか?
イギリスのことわざで、他人に動いてもらう難しさを例えたものです。
ムリヤリでも馬を引っ張っていけば、水辺に連れていくまではできます。
しかし、水を飲ませるという行為は、馬が飲みたくなければしません。
経営者と社員さんたちの関係にも、当てはまりますね。
経営者が社員さんたちにやってほしいことを命令や指示の形で伝え、やってもらう。
でも、社員さんたちにやりたい気持ちがなければ、パフォーマンスは良くないでしょうし、成長するにも時間がかかることでしょう。
では、どうしたら、馬に水を飲ませることができるでしょうか?
飲みたくなるまで待つ。
もしくは、飲みたくなるように関わる。
です。
これは、社員育成でも同じです。
やりたくなるまで待つ。
もしくは、やりたくなるように関わる。
です。
社員育成の場合、やりたくなるまで待てるならいいのですが、今の経営環境では厳しいですよね。
どうしたら、社員をやりたい気持ちにさせることができるのか?
やってもらいたい仕事を楽しんでいるところを見せるのも1つですね。
もしくは、社員さんのやりたい気持ちを目覚めさせることです。
やりたい気持ちを目覚めさせるとは、やりたい理由を思い出させてあげることです。
やりたい理由、すなわち、本人のビジョン「本当はどうなったらいいか?」や価値観「何を大事にしたいのか?」を引き出してあげることです。
これは、必ず、あります。
本人の中に。
なければ、社員さんは、今、御社にいませんから。
一緒に頑張りましょう!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!