伝え方の工夫で社員の意識が変わり不良品が減った件
【五感思考day2289】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先月、クライアントさんから不良品に関するご相談がありました。
とのことでした。
詳細のお話を伺っていくと、いずれも社員さんのちょっとした不注意やミスによるものでした。
とのこと。
相談の結果、社員さんへの伝え方を工夫することにしました。
さて、どのような工夫をしたのでしょうか?
今までは、社内でミスや不良品が多い時、社長は社員にミスや不良品の発生件数を伝えていらっしゃいました。
しかし、多くの社員さんは発生件数だけ伝えられても、「ふーん、、、今日も多いんだな」ぐらいです。
事実や指摘事項だけ伝えても、何か改善のためのアイディアを考えたり行動ができる人は、一部の優秀な社員ぐらいです。
では、どうしたら、みなさんにこちらの意図どおり改善に向けた行動をしてもらえるでしょうか?
それは、事実に加えて、目的や背景もセットで伝えることです。
例えば、「今月の不良品の件数は12件。
先月と比べて20%アップしているけれど、売上が30%アップしているから、みんなが頑張ってくれたということだね。
12件中、3件が、連絡ミスによる不良品。来月は、この連絡ミスによる不良品はゼロにしよう。」
といった感じです。
いたずらに件数だけ伝えて、「不良品の件数は、12件。先月より多いじゃないか!来月はちゃんとやれよ!」だと、やっぱり成果は出にくいです。
どうせ伝えるなら、相手に動いてもらえる伝え方をしていきたいですね。
今月のご訪問で、その後の話をお伺いしたところ、社員さんの動きに変化が見られ、不良品の件数も減っているとのこと。
良かったです!
すぐに実践されて、素晴らしいですよね!
人は機械と違って感情や思考がありますから、行動を指示するだけでなく、心を動かす伝え方が大事ですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!