社員のやる気が起きないを気合の問題にしないことが重要
【五感思考day2272】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
新年度に入って4月も後半戦。
新しい体制になったチームや異動で新しい仕事をしている社員さんも、最初の緊張からすこーし慣れてきた頃でしょうか。
先日、クライアントさまのあるリーダーから相談を受けました。
そこで、もう少し踏み込んで伺っていきます。
質問しながらリーダーに何が起こっているのか、状況を明らかにしていきました。
すると、次のようなことが分かってきました。
新年度に入り、チームの体制に入れ替わりがありました。
通常業務以外の仕事もあり、終わらない仕事がいっぱいになってきてしまった。
目の前のすぐ片づきそうな仕事から、とりあえずやっている。
つまり、大変そうな仕事を後回しにしてしまっている。
「このやり方で大丈夫だろうか?」と心配。
「いつ終わるのか?」と不安。
仕事を追うのではなく、仕事に追われている感じになっていることで、気持ちが下がっていたということが、分かってきました。
そこで、抱えているタスクをフセンに書き出していただきました。
その後、
1.優先順位に、並べる。
2.各タスクに所要見込み時間を書き込む。
3.スケジュール帳に、貼り付けていく。
とタスク整理をしていきました。
すると、
となりました。
今回リーダーのご相談内容「モチベーションが上がらない」の正体は、仕事のボリュームが増え、通常のタスク管理能力のキャパを超えたことにありました。
ところが、ご本人は「なんかやる気が起きない。気合をいれなきゃ。でも、できない」と思い込んでいたんですね。
自分1人では、気持ちのモヤモヤの理由に気づけないことも、多いです。
そんな時は、「いつから?」「前後で何か変わったことはある?」と聞いてみることです。
すると、モヤモヤの正体が分かってきます。
最近、調子がイマイチそうに見える社員さんがいたら、ぜひ、使ってみて下さいね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!